私はまだ一年生で入学したての頃、不登校気味だった。原因は、軽いいじめ。私は入学する前から学童保育に通っていて、そこで静葉や柚月、寧々歌とあったのだ。でもその頃同級生でもう一人女の子がいて、今では考えられないけれどその子一人対私たち四人という形式だった。初めは軽い仲間外れで、それがどんどんエスカレートしていくうちに物を何個も取られたり、遊ぶ物を制限されたりした。私たちは強制的にその子にしたがわなくちゃいけなくなってしまい状況は最悪。四人で先生に言いに行ったら、お互いに話し合って仲直りしようということになった。でもそんなんじゃ解決しなくて状況は悪くなるばかり。もうこれからの六年間最悪だと思っていた。でも、歳が上がっていくうちに自然にそのいじめは無くなった。今ではその話題は一切でなくて私たち四人は今も楽しく過ごせている。それから、私はいじめのことについて少し考える様になった。私たち以上に酷い扱いを受けている子なんていくらでもいるだろう。世間的にはいじめは無くならないと言われているけれど、正直私はなくなると思っている。勿論ちゃんとした証拠は何もないし経験も少ないから信憑生は限りなくゼロに近い。でも、何かをガラッと変えればいじめはなくなると信じている。
それより。
私たちへのいじめの加害者である蘭々ちゃんは、今どんな気持ちなんだろう______
ある日、それを確かめるべく意を決して蘭々ちゃんにそのことを尋ねた。正直とても怖かった。静葉たちは今ここにはいないから私と蘭々ちゃん二人きりだ。今まで本当に、優しくしてきてくれてもう昔のことだしとっくに許しているけれど、やはりこのようなことを話すのは緊張する。
「ねぇねぇ蘭々ちゃん。」
そう呼ぶといつもの様に「何〜?」と笑顔で来てくれる。
「なんで、私を遊びに誘ってくれたの?蘭々ちゃんには、他にもたくさん友達がいたのに」
「うーんとね…」
蘭々ちゃんは一瞬表情を変えたけど、いつも通りの笑顔で話そうとしていてくれた。でも、少し無理をしている様な気もした。
「華ちゃんが、静葉と一緒によく遊んでたときに実はちょっと二人のこと見てたんだよね。いっつも二人で遊んでてすごく楽しそうだなと思ったの。それで、、ずっと話しかけよう!って思ってたんだけどなかなか話せる機会がなくて。そんな時に、今の学年で華ちゃんが静葉とクラスが違うってことに気がついたから申し訳ないけど「チャンスだな」って思った。それで話しかけてみたらめちゃくちゃ優しい子だった。てこと。勿論昔のこと、忘れてないよ。あの時は本当にごめんなさい。」
それに、華ちゃんは中学違うんでしょ?という。そう、私は中学からみんなとは違う中学に行くことにしている。でもそんなことよりも、蘭々ちゃんの気持ちに感激してとても嬉しかったし、安心できた。聞いておいて正解だったのかも。
「蘭々ちゃん。ありがとね」
「うん!これからもずっと一緒にいようね!」
そうだね。これからも蘭々ちゃんとなら一緒にいたいと心の底から思った。
それより。
私たちへのいじめの加害者である蘭々ちゃんは、今どんな気持ちなんだろう______
ある日、それを確かめるべく意を決して蘭々ちゃんにそのことを尋ねた。正直とても怖かった。静葉たちは今ここにはいないから私と蘭々ちゃん二人きりだ。今まで本当に、優しくしてきてくれてもう昔のことだしとっくに許しているけれど、やはりこのようなことを話すのは緊張する。
「ねぇねぇ蘭々ちゃん。」
そう呼ぶといつもの様に「何〜?」と笑顔で来てくれる。
「なんで、私を遊びに誘ってくれたの?蘭々ちゃんには、他にもたくさん友達がいたのに」
「うーんとね…」
蘭々ちゃんは一瞬表情を変えたけど、いつも通りの笑顔で話そうとしていてくれた。でも、少し無理をしている様な気もした。
「華ちゃんが、静葉と一緒によく遊んでたときに実はちょっと二人のこと見てたんだよね。いっつも二人で遊んでてすごく楽しそうだなと思ったの。それで、、ずっと話しかけよう!って思ってたんだけどなかなか話せる機会がなくて。そんな時に、今の学年で華ちゃんが静葉とクラスが違うってことに気がついたから申し訳ないけど「チャンスだな」って思った。それで話しかけてみたらめちゃくちゃ優しい子だった。てこと。勿論昔のこと、忘れてないよ。あの時は本当にごめんなさい。」
それに、華ちゃんは中学違うんでしょ?という。そう、私は中学からみんなとは違う中学に行くことにしている。でもそんなことよりも、蘭々ちゃんの気持ちに感激してとても嬉しかったし、安心できた。聞いておいて正解だったのかも。
「蘭々ちゃん。ありがとね」
「うん!これからもずっと一緒にいようね!」
そうだね。これからも蘭々ちゃんとなら一緒にいたいと心の底から思った。