リゾート地として徐々に観光客が増えているマイヨルカの町。
ヨウイチは町長からお祭りの企画について相談を受け、ミスコンを提案する。

ミスコン案は採用され、メルやディアナも嫌々ながら候補者として参加が決まる。
ヨウイチは審査委員長をすることになる。
町一番のホテル「ビルトン」のオーナーは、これを機にホテルの知名度をあげようと思い、娘のリヨンを参加させる。

スタイルや容姿はいいが性格に難があるタイプのリヨンは、票集めのためにヨウイチに近づいてくる。
露骨な誘惑にデレてしまうヨウイチ。メル・テリー・ロッソから反感を買う。

祭りの前日、リヨンがミスコンのためにサクラの観客を雇っていることをテリーが気づくが、そのことでヨウイチと喧嘩になりテリーは拘束される。
(※テルテル坊主を縛るとテリーは動けなくなる)

いよいよミスコンがスタート。
ミスコンは2部制で、1部の一芸審査は審査員が評価することになっている。
それぞれが一芸を行い、この時点で票集めを行っていたリヨンが圧倒的なリードを得る。
2部は”観客が票をいれる”水着審査だが、メルとディアナは水着を嫌がってTシャツでの参加を決めており、サクラを雇っているリヨンの勝利はほぼ決まった状態に。

2部の水着審査がスタートしたところで、テリーが拘束から脱出。リヨンに雇われたサクラの観客たちを追い払おうと会場内で暴れはじめる。
ヨウイチやロッソがそれを止めに入るが、そのゴタゴタでテルテル坊主が破損。晴れ男の効果が一時的になくなり、にわか雨が降る。
雨によってメルとディアナのTシャツが透ける(ウェットルックになる)。
サクラの観客がいなくなったことと、ウェットルックで大票を獲得したディアナが1位、メルが2位になる。

テリーの存在はバレずに済むが、会場で暴れたことで町長たちから怒られ、落ち込むヨウイチ。だが、ミス・マイヨルカビーチに選ばれたディアナのおかげで翌日から「さんきんぐ」には、さらに沢山のお客さんが訪れるようになる。