第2話 颯爽登場悪役令嬢(後)

 勇者の行き先を探るのに、街中をうろつくような労力を割く必要は無かった。

「ここが連中の泊まっている宿屋ですか……よくこんな短時間で見つけられたな」

 見上げるのは高級そうな宿屋。入り口には親衛隊みたいな格好をしたボーイが何人もいて、宿泊客が荷物を持つ前にわらわらと群がってくる。しかし本当に恐ろしいのは、こんな宿屋でもこの街じゃ安い部類だという事だろうか。

「何言ってんのよこの程度その辺のおばさま方の噂話聞けば一発じゃないの」
「おばさんこわっ」

 珍しくレーヴェンの意見に賛同する。俺もそうすればこんな偽占い師に関わらずに済んだのかと考えながらではあったが。

「で、忍び込んで倒すと」
「そうね四階らしいけど」

 俺の言葉にシンシアが補足してくれる。地面から数えて一、二、三、四、落ちたら死ぬような高さだなうん。

「……誰が?」
「そこの魔ぞ……占い師じゃないの?」
「わたし頭脳派。とても四階までは」

 頭脳派という言葉に引っかかる。レーヴェンの頭には今のところフードを乗せる台としての機能があると認識していたが、それ以外の使い道があったとは思わなかった。

「いえ、問題ありません。こんな事もあろうかと」
「まさか」

 この流れは覚えてるぞ。

「キール様が寝ていた二日間、私がなにもしてないとお思いですか? 話はレーヴェン様から伺っていたんですよ?」
「せめて美少女のパンツせめて美少女のパンツせめて美少女のパンツ」

 神様というのがいるならどうかせめて俺の口に入るのはまだ食べても良いなと思えるようなものでありますようにと願わずにはいられない。

「クワイエット領の刑務所で模範囚として過ごしている元伝説の殺し屋ホイコー老師のふんどしです」
「パンツですらない!」

 レーヴェンはやっぱり俺を羽交い締めにして、セツナはトングでフンドシを俺の口に突っ込んでくる。もう嫌だ涙が出てきた何が伝説だやってられない。

「良いから食えわがまま貴族。それに美少女なんてろくな能力ないからパンツ食べても無意味」

 いやそりゃそうかも知れないけどさ。

『パンツイーターシステム発動。レアスキル、"暗殺者"を入手しました』

 とりあえず白目になりながら飲み込んだら、頭の中に声が響いた。ああはいこれで終わりね良かった良かったまた涙の塩味だったよ。

「あなた方が滅茶苦茶過ぎて今後の付き合いに響きそうですわね」
「やりたくてやってる訳じゃない事だけは理解してくれ」
「そうね美少女のパンツは被りたいものね。食べたら無くなるし」

 シンシアの言葉は聞き流そう。他の二人もそうしてるしな。

「じゃ、行って殺ってきて」

 レーヴェンが顎で支持してくる。もちろん四階だ、これよじ登るのと暗殺者の能力って関係ないじゃないかという疑問を挟む間もなく。

「これ捕まったら庇ってくれるんだよね?」
「わがまま」
「相変わらず意気地なしですね」
「付き合うのは今日一日だけって約束だから」

 三者三様の答えが帰ってくる。全員俺の味方にはなってくれないという事実だけが突きつけられて、やっぱり涙が流れてしまう。今日は泣いてばっかりだな俺。

「この能力、使われても文句言うなよ」

 吐き捨てるように俺は言う。万が一この三人の枕元に立つ時に暗殺者の能力はきっと有用だろうから。



 四階までよじ登って気付いたことがある。何号室か聞いてなかったというどうしようもない事実にだ。とりあえず降りて相談でもしようかと思ったが、いきなり誰かが窓を開けたからさあ大変。

「あ、どうも」

 とりあえず頭を下げる。少女と呼ぶにふさわしい女の子が出てきた。純朴そうな、小動物のような表情で人懐っこい笑顔を浮かべてくれた。亜麻色の髪を後ろで縛り、衣服もこざっぱりとした印象だ。

「あ、ハイるーむさーびす……? の人ですか!?」
「えっ、あうんそうそれ」

 勝手に勘違いしてくれたので思わず頷く。良かった都合のいい勘違いをしてくれたらしい。

「はーっ、都会は窓から来るんですね」

 田舎の子なのだろう、四階から侵入しようとしてきた男に安堵のため息を漏らすのだから成人男性として少し不安になってしまう。

「あーっと、部屋間違えたようで」
「そ、そんなこと言わないでください! 実はなまら困ってるんです!」
「なまら、ね……入っていい?」
「あ、どうぞ」

 とりあえず四階に侵入成功。あれでももしかして四階に入るだけだったら普通に入り口から行けばよかったんじゃないかなこれ。

「実はその、ちょっと観光に来たんですけど荷物とお金が盗まれてて……」
「物騒なんだよねこの辺。ちゃんと戸締りはした?」

 彼女の部屋をぐるっと見回す。リュックサック一つに自衛用の剣らしきもの、それから水筒ぐらいだろうか。女の子の観光にしては荷物が少ないような気がしないでもないが、田舎から出るにはこれぐらいが丁度いいのだろう。

「じょっぴんかる癖がなくて」
「ん? まあうん駐在に連絡した方が良いかな……ちなみになに盗まれたの?」
「お金とパンツだべ」
「またパンツだべ……」

 頭を抱える、犯人が一瞬にして判明してしまった。どんだけパンツ好きなんだあの男その辺で売ってるじゃないか買ってくれよ。

「る、ルームサービスの人は犯人知ってるんですか!? 教えてくれたら取り返しに」
「まあ待ってくれ、実は俺はルームサービスの人じゃない。連続下着泥棒を捕まえに来た私立探偵なんだ」

 よくもまぁこんなデタラメを口にできるなと自分で関心してしまう。日頃ゴロゴロしながら小説を読んでいて幸いだった。

「な、な、生の探偵! 本で読んだことあったけど実在したとは!」

 ちょっと興奮気味になる田舎少女。探偵が空想の存在だと思える程度の田舎ってどの辺だろうかと不安になる。何で旅してるんだろうねこの子、観光にしては少し無茶な気もするけど。

「ああ、でも奴は武装してるし女三人も侍らせて旅してるスケベ野郎でもあるんだ。危ないから俺に任せて」
「そんなの探偵さんが危険だべ! 大丈夫、困ってる人の助けになりなさいってばっちゃが言ってた!」

 少し考える。巻き込んでしまって良いのかという人並みの良心があったからだ。ただ同時に、下でヘラヘラしてるであろう女三人と比較して、こんな子が手伝ってくれたらという人並みの欲望もある。

「なら手伝ってもらおうかな……でも危なくなったらすぐに逃げること」

 結果負けた。自分の欲望に負けてしまった。でも本当、危険な目には合わせられないな。

「了解!」
「ならよろしく、俺は……キールでいいよ」
「あ、あたしアイラです!」

 差し出された手を握り返す。何だろう久しぶりに素直な人間を見た気がする。

「じゃあよろしくアイラ。ただその前に一つお願いが」

 彼女は笑う。俺は人差し指を口に当てて、にっこり笑顔を作ってみせる。

「窓から入って来た事は、誰にも言わないでくれないかな」





「ここが泥棒さんの部屋なんですか?」
「多分ね」

 アイラの部屋をあとにして、四階のとある部屋の前にいる俺達。ちなみに彼女は大事そうに鞘をかぶせたままの剣を握り締めている。鈍器なら誰も怪我しなさそうだ、冒険の知恵だろうか。

「どうしてわかったんだべか……」
「四人で旅してるけど、あの感じだと全員同じ部屋だと思うんだよね。金もない上に女の子も満更そうでもなさそうだったからね。そして四階でベッドが四つも入りそうな部屋は」

 推理とも呼べない推測を説明する。部屋の避難経路が壁にかけられていたおかげで出せた結論だ。

「はぁー……さすが探偵さん」

 で、鍵を開ける。ちなみに開け方は暗殺者の能力で何とかなった。盗賊の仕事だと思うがいまいちわからない能力である。

「お邪魔しますよっと」

 こっそりと部屋に入る。こう全体的に汚れているなというのが第一印象だ。適当に投げられている荷物にパンツに金。俺の領地じゃ大した物も無かっただろうが、ここなら中々の大金が稼げたのだろう。まぁだからといって田舎の少女から旅行資金とパンツを盗むのはどうかと思うが。

 そこでふと、目についたのは男物のパンツ。多分勇者のものだろう。

「一応……貰っておくか。アイツのパンツは役に立つだろ」

 とりあえずポケットに突っ込む。この発想が自分でも相当いかれてるような気がしたが、緊急事態だから仕方がない。

「あ、あたしの毛糸のパンツ! いやぁ見つかって良かったべ、ばっちゃが編んでくれたら……」

 アイリは暖かそうな毛糸のパンツを拾い、嬉しそうに微笑んでいる。平和な光景だなと思った、勇者の部屋じゃなかったらだが。さて、俺はセツナのパンツでも回収しとくかと思ったんだけど。

「どれだ?」

 冷静に考えて盗まれたパンツがどんなものなのか聞いてなかった。一個一個パンツを食べてメイドのスキルが出たのはそうなんだろうけど無くなるしなパンツ。どうするかなこれ。

「誰だっ!」

 と、思ったところで時間切れ。聞き覚えのある女性の声が部屋中に響いている。

「貴様は……この間の!」
「ゆるせない、ラシックの留守を狙うなんて卑怯者」
「ふん、泥棒なんていかにも貴族が考えそうな卑怯な手だわ!」

 勇者の取り巻き三人娘が、各々の武器を突きつけてそんな事を言う。俺はとりあえず両手を上げたが、正義感に燃えるアイリは武器を構えた。

「ど、泥棒はそっちだべ! あたしはパンツ返してもらいに来ただけ!」

 まったくもってその通りなのだが、ここで疑問に思うことが一つ。この部屋の状態を見るに、三人娘は勇者が下着泥棒だと知っている。それでも付き従うというのが疑問でしかなかった。

「なあ三人に聞きたいことがあるんだけど……なんで下着泥棒について行ってるんだ? 引かないか?」

 そう訪ねると、彼女達の表情が曇った。やはり思うところはあったのだろう。

「ラシック様は……ご病気なのです」
「そうだ! パンツでしか興奮しない、いやできないラシックを……いつかその、私達が」
「変態! 最後まで言わせないでよ!」

 何故か怒られる俺。悪くないよな本当ひどいよ。

「俺のせいじゃないって」
「何にしても覚悟してもらうわよ。ラシックの秘密を知ったからにはね」

 武闘家の娘が拳を突き出す。さて逃げる算段でも立てますかね。

「アイラ逃げれるか? その、ここ四階だけど」
「キールさんを置いては」
「外に仲間がいるんだ。窓さえ開けてくれたら何とかなる」

 勝算がある。絶対に勝てるという自信が俺にはあった。

「本当?」
「本当」

 目を見て答える。勇者がいない今なら、勝てる。

「……信じます!」
「覚悟!」

 アイラが窓へと逃げると同時に、武闘家の拳が飛んでくる。それをすんでのところで避ければ、風圧が頬をかすめた。

「さすが暗殺者、躱すのはお手の物!」
「何を!」

 避ける、避ける、避ける。他の二人が加勢しようにも狭すぎてどうにもならない。だから俺は武闘家の攻撃をただただ躱すだけで良かった。だけで良かったって、何とか老師どれだけ強かったんだ? まあ今は彼に感謝と出所を願おう。

「狭い室内なら俺の方が有利らしいね!」
「開けました、キールさん!」
「よしっ」

 拳を止める。そして大きく息を吸い、力の限り叫んでやった。

「シンシアーーーーーーッ! お前好みの美少女が三人もいるぞおおおおおおおっ!」

 聞こえるはずだ、わかるはずだ。彼女なら絶対にここに来てくれると。

「ふん、何を叫んで」
「よろしくってよ、キール=ボンクラ=クワイエット!」

 扇子で口を隠しもせず、よだれを垂らしたシンシアがやってきた。一体そのハイヒールでどうやって四階まで駆け上ってきたか知る由もなかったが、考えるだけ無駄だろう。

「また貴ぞ」
「ごめんあそばせ」

 剣を持った美少女の足を払い、そのまま右手でキャッチする。そのまま虫のように指先を這わせて、耳元に息を吹きかける。

「あら、あなた綺麗な顔立ちしてるわね……ふふっ、ちょっと触っただけで耳まで真っ赤」
「ひっ、ひゃぁい!」

 嬌声を上げるアサヒとかいう女剣士。さすがシンシア美少女相手じゃ最強だ。

「お前、アサヒを離せ!」
「あらアサヒちゃんって言うの、あなたの綺麗な瞳にピッタリだわ」
「くらえええ!」

 突撃する武闘家、だが無駄だった。シンシアは左手でそれをいなすと、彼女をぐっと抱き寄せた。

「あらご存知なかったかしら。わたくし手が二本ありますの」

 今度は直接的だった。下着の中に指を突っ込み、耳を甘噛みする。エロい、エロすぎる。さっきまで殺伐としていたはずの部屋は一気にピンク色に変わっている。

「んー、こっちの生意気そうなのも素敵ね……あ、あら珍しい生えてないのね。ふふっ、いいのよ個性だから恥ずかしがらなくて。お名前は?」
「リ、りぃん!?」
「アサヒちゃんにリンちゃんね。ごめんなさいね、両手がふさがってスケッチできないのよ。だから先に、味見の方をさせてもらおうかしら」

 二人の頬にキスをするシンシア。もうそれ食べてるだろって突っ込みはしないほうが良いだろう。なにせ彼女はこれから本当に突っ込む気なのだから。

「ふ、二人をはなして!」

 残っているシスターが、精一杯の力を振り絞り杖でシンシアを叩こうとする。だが無駄だ、彼女は三人同時に相手できないほどヤワじゃない。

「あらあらシスターちゃん? わたくしに足が生えてることに気付かなかったかしら? それとも両手がふさがった如きで何もできないとでも? 嫌ですわ猿じゃあるまいし」

 つま先を股間に突っ込み引き寄せると、そのまま膝小僧で股間を刺激し始める。さすが貴族のご令嬢、一瞬にして百合の花が咲き誇っている。

「レ、レモル……」
「覚えたわ、アサヒちゃんリンちゃんレモルちゃんね? 四人で仲良くお話ししません? そうすればもおっとお互いを好きになれますわ……それに気の利いたことに、ベッドも用意されてますし」
「よし、良いぞクソレズ!」
「誰がクソレズだボンクラァッ!」

 しまった言い過ぎたか。

「おほん、さぁ三人とも、私に身も心も任せて……」
「この隙に逃げよう……アイラ、アイラ!?」

 窓際にいたアイラに声をかけると、茹で上がったタコみたいに顔を真赤にしていた。どうやら刺激が強すぎたらしい。

「あっは、はいっ!? と、都会って凄いんだべ……」
「あれは都会の中でも特殊だから気にするな。とりあえず逃げて二時間後ぐらいに戻ってこよう」
「四時間よキール」

 舌なめずりして彼女が訂正する。怖いな近寄らないでおこう。

「……四時間後に」
「ただいま、なんだか騒がしいね」
「あやべ」

 出口の扉を開ければ、両手に食べ物やらを持った勇者と鉢合わせになった。どうやら四時間の予定は四秒も持たなかったという悲劇。

「間に合わなかったべ」
「貴様ら、この僕を追って」

 剣に手をかけるラシック、だめだこいつは強すぎる。

「どうするシンシア! 作戦失敗だぞ!」
「チッ、今いいとこなのに……なんとかしなさいよキール! 一度は何とかしたんでしょう!?」

 何とか。いやまぁ出来たけどさ、あれをやるにはあまりにリスクって言うのがだね。それでも、アイラは巻き込めないのは事実だ。だったら選んでいる場合じゃない。

「宿屋の人」

 手をかざす。今度は二日も寝込むなよと、自分の心に頼みながら。

「ごめんなさぁい!」

 勇者ごと宿屋を吹き飛ばす。せめてシンシアがここの修理代を、支払ってくれることを願いながら。






「何逃げて来てるのこの役立たず」
「どうして私のパンツがわからないんですか?」
「いやあの……ごめんなさい」

 シンシアの家に戻った俺は、女性陣に囲まれて正座していた。いやまぁ俺が悪いんだけど、君ら今日何もしてなかったよね本当。

「ま、今回は失敗でも次回があるわよ」

 当のシンシアと言えば、あっけらかんとした態度でそう答える。一番怒ってそうだったので、少し意外な応対だった。

「その時はシンシアいないだろ」
「いえ……私もついて行こうかしら」

 思わず耳を疑う。こんな珍道中にシンシアはついてくるというのか、どれだけ暇なんだ貴族の三女って。

「良いところでお預け喰らったからね。あの三人を手篭めにするまでついて行くわ」

 それはまた随分と頼もしい動機だことで。

「それで、そちらの方はいかがなさいますか?」

 セツナが顔を向けた先には、成り行きで連れてきていたアイリが座っていた。

「えっ、いや、あのあたしここに場違いったいうかなんかこんな豪華なお屋敷にお呼ばれしてなにか粗相とかしてないか不安ですあのあの」

 こんな場所に来たのは初めてだったのだろう、さっきから手を震わせて周囲を見回してばっかりだ。

「アイラは観光客なんだから、どうするもこうするもないだろ」
「あっ、いえ! 出来れば皆さんとご一緒できれば……でもお金もあんまりないしあたしみたいな田舎者が迷惑かなって」
「大丈夫この二人もわたしの実家から見ればあばら家みたいなもの」
「フォローか悪口どっちかにして?」

 レーヴェンの言葉に文句を言うが、彼女は笑顔を崩さない。本当厚かましくて参ってしまう。

「あら、そんな些細なこと気にするなら、旅の間わたくしの小間使いになって頂けないかしら? 家の使用人には刺激が強すぎるから連れて行きたくないのよね」
「あ、いいんべか!」
「ええ、よろしくねアイラ」

 一気に表情が明るくなったアイラ。お前それ騙されてるぞさっきまでの光景見てただろと言いたくなったけど、やめた。それは俺が大人だからだ。

「ところでキール、わたし雇われの占い師だけど」
「そう言えばそういう設定だったね」
「ん」

 レーヴェンが右手を差し出してくる。これはあれだね、遠回しじゃなく最短距離で金を要求してるんだろうね。そこでふと、思い出す。今日の戦利品が俺のポケットに詰まっていたという事に。

「……はいどうぞ」

 というわけで勇者のパンツを彼女に手渡す。思い切り睨んできたがここは見てみぬ振りをして。

「さーて、次の目的地はどこかなっと」

 ゆっくりと背筋を伸ばす。気絶しなかった今日の自分に、少しだけ自信をつけながら。


◆◆◆今回の獲得スキル◆◆◆

エピックスキル:スーパー執事
アーツ:馬車の心得 茶の心得 料理の心得 ひげの心得
    事務処理 残飯処理 ムダ毛処理
    スケジュール管理 シフト管理 金管理

レアスキル:暗殺者
アーツ:毒矢 ナイフの心得 急所狙い
    見切り 壁登り ピッキング 忍び足 報酬釣り上げ