・主人公:シェラ
 ダークエルフの少女。精霊使いで、特に水の精霊との相性が良い。
 魔王軍に配属された少年(少女)兵だが、ダークエルフということで実は年齢高め。精神年齢は低いけど…。
 急遽の代役として、重要監視点に配属されることになり緊張していたが、実際の勤務は退屈極まりないため、徐々にビリィことバンジョーの出すレーションにはまり始める。
 とくに甘いものが大好きで、チョコに目がない。
 皆が嫌うMREもおいしく食べられる稀有な人物。ちっぱい

・ビリィ(バンジョー)
 異世界人で、数年前に召喚された者の、パッとしない能力だったので、人類に放逐されたところを魔王軍に拾われる。
 異邦人ということで、人間側というよりも魔族よりというこじつけで魔王軍に入隊。
 異世界に知識を提供しつつ、スキル「レーション召喚」で監視点の重要人物となる。ちなみに武器は火縄銃で、うろ覚えの知識で再現させた。威力は控えめで、魔族にはあまり必要なかった。
 一日一回だけ、箱ごとのレーションを召喚できる能力をもらって異世界転生してきた日本人。
 いたって平凡な人物だが、帰還の希望などがあるわけでもない。

・ミュウ
 ドワーフの少女。といいつつも、結構な年齢で見た目が女の子なだけの肝っ玉姐さん。
 一応監視点の上官で、全責任を負う人───だけど、まぁ、監視だけなのでノンビリすごしています。
 任務は監視の報告と拠点の拡充である。監視点は高地にある槍の穂先上の狭い台地で、少数しか過ごせないが、将来的には監視点の拡充を目指し、地下を掘り広げている。
 もっとも、狭すぎて人が増やせないため、作業の大半は彼女一人でこなしている。
 バンジョーとは長い付き合いで、彼の出すレーションには飽き飽きしているが、食べるものがないので我慢して食べているが、時々あまりのまずさに発狂する。