※ 今後の展開 ※

 西部劇のノリを異世界ファンタジーに持ち込んだ作品で、圧倒的火力とガン捌きでファンタジー世界を渡っていく。
 さらに同じく異世界に転生してしまったエリナたち騎兵隊は、武力と才気をもとに魔王軍を制圧し、かわりに魔王軍として世界を征服しようと試みる。
 エリナ・エーベルトには元の世界に戻りたいという願望はなく「どこで生きていても同じ。人間の究極の目的は最後まで生きることにある」として、最も生存の可能性が高い世界征服を目標に掲げる(弾がなくなる前に権力基盤を作ることが目的であった)。
 そして、騎兵隊の火力と、河川砲艦を使い異世界を侵略し始める。
 一方でガルムとビリィはあくまでも元の世界に変えることを目的としており、その方法を探る。
 その過程で、この世界に導いた石──「賢者の石」の使い方を探り、エリナに付き従う謎の男と接触を目指す。
 ビリィ曰く、東洋人の一団から奪ったもので、エリナ一行に東洋人がいたのを彼は知っていた。そのため、なんらかの関りがあると思い、彼との接触を目指すため、異世界を冒険する。
 そのさなかで魔王軍と敵対することに。
 そして、ビリィの目論見は半ば正解であり、日本人の元武士「三浦」は日本政府に依頼され、賢者の石──日本名「千引岩」の回収を目的としていた。
 要石はあの世とこの世を結ぶ結界石であり、かつては黄泉平坂に置かれていた伝説の石である。しかし、それはあくまで伝説。実際には、異世界との地球を結ぶ不思議な力を持った石であり、日本に開国を迫ったアメリカが欲していた物である。(アメリカが日本に開国を迫った本当の理由)

 そして、賢者の石──千引岩をめぐる異世界ファンタジーがガルム、ビリィ、エリナたちを中心に幕開く