「でも、私、とても不思議なんです」
「……、何が言いたい?」
怪訝そうな表情のヌチ・ギ。
「ヌチ・ギさんはこの世界を火の海にするって言ってましたね」
「それがどうした?」
「それ、すごい頭悪い人のやり方なんですよね」
「……」
「だって賢かったら人一人殺さず、この世界を活性化できるはずですから」
「知った風な口を利くな!」
「つまり……。活性化というのは口実に過ぎないんです。単に戦乙女さんたちで人殺しを楽しみたいんです」
「……」
ヌチ・ギはムッとして黙り込む。
「私、あなたに捕まって戦乙女さんたちのように操られそうになったから良く分かるんです。戦乙女さんは皆、心では泣いてますよ」
「だったら何だ! お前が止められるのか? ただの小娘が!」
真っ赤になって吠えるヌチ・ギ。
「戦乙女さん達、辛いですよね。人殺しの道具にされるなんて心が張り裂けそうですよね……。うっ……うっ……」
ドロシーは耐えられず、泣き出してしまった。
「何言ってるんだ! 止めろ!」
そして、ドロシーは鼻をすすりながら、決意のこもった声で言った。
「戦乙女の皆さん、聞いてください。私、これから、この基地の秘密を皆さんに教えちゃいます! ヌチ・ギさんに火口に入られてしまうと、この基地、すごくヤバいんです。ヌチ・ギさんは絶対に火口に入れるなとレヴィア様に厳命されているんです。絶対です。わかりますか? 絶対です!」
「は? 何を言っている!?」
何を言い出したのかヌチ・ギは理解できなかった。
戦乙女たちはお互いの顔を見合わせる。
そして、褐色の肌の戦乙女が素早くヌチ・ギを羽交い締めにして言った。
「レヴィアを殲滅せよとの命令を果たします」
「お、おい、何するんだ!? 止めろ!」
「命令を果たします」「命令を果たします」
他の戦乙女たちも口々にそう言うとヌチ・ギの両手、両足をそれぞれ押さえ、一気に火口に向かって飛んだ。
「放せ――――!」
ヌチ・ギの絶叫が響く中、ドロシーは泣きながら赤いボタンを押した。
「ごめん……なさい……」
テーブルに突っ伏すドロシー。
「……、何が言いたい?」
怪訝そうな表情のヌチ・ギ。
「ヌチ・ギさんはこの世界を火の海にするって言ってましたね」
「それがどうした?」
「それ、すごい頭悪い人のやり方なんですよね」
「……」
「だって賢かったら人一人殺さず、この世界を活性化できるはずですから」
「知った風な口を利くな!」
「つまり……。活性化というのは口実に過ぎないんです。単に戦乙女さんたちで人殺しを楽しみたいんです」
「……」
ヌチ・ギはムッとして黙り込む。
「私、あなたに捕まって戦乙女さんたちのように操られそうになったから良く分かるんです。戦乙女さんは皆、心では泣いてますよ」
「だったら何だ! お前が止められるのか? ただの小娘が!」
真っ赤になって吠えるヌチ・ギ。
「戦乙女さん達、辛いですよね。人殺しの道具にされるなんて心が張り裂けそうですよね……。うっ……うっ……」
ドロシーは耐えられず、泣き出してしまった。
「何言ってるんだ! 止めろ!」
そして、ドロシーは鼻をすすりながら、決意のこもった声で言った。
「戦乙女の皆さん、聞いてください。私、これから、この基地の秘密を皆さんに教えちゃいます! ヌチ・ギさんに火口に入られてしまうと、この基地、すごくヤバいんです。ヌチ・ギさんは絶対に火口に入れるなとレヴィア様に厳命されているんです。絶対です。わかりますか? 絶対です!」
「は? 何を言っている!?」
何を言い出したのかヌチ・ギは理解できなかった。
戦乙女たちはお互いの顔を見合わせる。
そして、褐色の肌の戦乙女が素早くヌチ・ギを羽交い締めにして言った。
「レヴィアを殲滅せよとの命令を果たします」
「お、おい、何するんだ!? 止めろ!」
「命令を果たします」「命令を果たします」
他の戦乙女たちも口々にそう言うとヌチ・ギの両手、両足をそれぞれ押さえ、一気に火口に向かって飛んだ。
「放せ――――!」
ヌチ・ギの絶叫が響く中、ドロシーは泣きながら赤いボタンを押した。
「ごめん……なさい……」
テーブルに突っ伏すドロシー。



