そして腕組みをして銀髪を揺らし一生懸命考える。世界のため、そして愛するユータのため……。
その時だった、
ズン! ズガーン!
「キャ――――!」
激しく地面が揺れ、ドロシーは悲鳴を上げながら椅子から転げ落ちないように必死に踏ん張る。
「ドラゴーン! 出てこい! そこにいるのは分かってんだ!」
火口の外輪山の頂の上で誰かが叫んでいる。
画面の映像が自動的に拡大されていく……、ヌチ・ギだ。後ろには五人の戦乙女を従えている。
やはり来てしまった。
いよいよ、この世界を護れるかどうかの重大局面がやってきたのだ。
ドロシーは頭を抱え、震えた。
「どうしよう……」
しかし、自分しかいないのだ。自分がなんとかしないとならない。
「おい! 無視するなら火山ごと吹き飛ばすぞ! ロリババア!」
ヌチ・ギの無情な罵声が響き渡る。
ドロシーは大きく息をつくと覚悟を決めた。
5-8. わかりますか? 絶対です
「あら、ヌチ・ギさん。美女さんをたくさん引き連れてどうしたんですか?」
火口の上にドロシーの上半身がホログラムで表示され、声が響いた。
「おい、娘! お前に用なんかないんだ! さっさとドラゴンを出せ!」
「ん――――、ドラゴン……ですか? どちら様ですかねぇ?」
ドロシーは冷静を装い、必死に時間稼ぎをする。
「何をとぼけてるんだ! レヴィアだ! レヴィアを出せ!」
「ん――――、レヴィア様……ですね。少々お待ちください……」
ドロシーは席を外し、ポッドの所へ行った。
そして、寝ているユータの寝顔をそっと見て……、震えながら目をつぶり、大きく息をついた。
「私、がんばる……ね」
そう、つぶやき、両手のこぶしを握り、二回振った。
ドロシーは席に戻り、言った。
「えーとですね……。レヴィア様は今、お忙しい……という事なんですが……」
「何が忙しいだ! ならこのままぶち壊すぞ!」
絶体絶命である。ドロシーは胃のキューっとした痛みに耐え、大きく息をついて言った。
「ヌチ・ギさんは戦乙女さん作ったり、すごい賢い方ですよね?」
「いきなり何だ?」
「私、とーってもすごいって思うんです」
「ふん! 褒めても何も出んぞ!」
その時だった、
ズン! ズガーン!
「キャ――――!」
激しく地面が揺れ、ドロシーは悲鳴を上げながら椅子から転げ落ちないように必死に踏ん張る。
「ドラゴーン! 出てこい! そこにいるのは分かってんだ!」
火口の外輪山の頂の上で誰かが叫んでいる。
画面の映像が自動的に拡大されていく……、ヌチ・ギだ。後ろには五人の戦乙女を従えている。
やはり来てしまった。
いよいよ、この世界を護れるかどうかの重大局面がやってきたのだ。
ドロシーは頭を抱え、震えた。
「どうしよう……」
しかし、自分しかいないのだ。自分がなんとかしないとならない。
「おい! 無視するなら火山ごと吹き飛ばすぞ! ロリババア!」
ヌチ・ギの無情な罵声が響き渡る。
ドロシーは大きく息をつくと覚悟を決めた。
5-8. わかりますか? 絶対です
「あら、ヌチ・ギさん。美女さんをたくさん引き連れてどうしたんですか?」
火口の上にドロシーの上半身がホログラムで表示され、声が響いた。
「おい、娘! お前に用なんかないんだ! さっさとドラゴンを出せ!」
「ん――――、ドラゴン……ですか? どちら様ですかねぇ?」
ドロシーは冷静を装い、必死に時間稼ぎをする。
「何をとぼけてるんだ! レヴィアだ! レヴィアを出せ!」
「ん――――、レヴィア様……ですね。少々お待ちください……」
ドロシーは席を外し、ポッドの所へ行った。
そして、寝ているユータの寝顔をそっと見て……、震えながら目をつぶり、大きく息をついた。
「私、がんばる……ね」
そう、つぶやき、両手のこぶしを握り、二回振った。
ドロシーは席に戻り、言った。
「えーとですね……。レヴィア様は今、お忙しい……という事なんですが……」
「何が忙しいだ! ならこのままぶち壊すぞ!」
絶体絶命である。ドロシーは胃のキューっとした痛みに耐え、大きく息をついて言った。
「ヌチ・ギさんは戦乙女さん作ったり、すごい賢い方ですよね?」
「いきなり何だ?」
「私、とーってもすごいって思うんです」
「ふん! 褒めても何も出んぞ!」



