グルグルと回転する中、シャトルの制御を取り戻すべくレヴィアは必死に舵を操作する。
真っ白な雲の中、グルグル回りながら俺は孤児院での暮らしを思い出していた。走馬灯という奴かもしれない。薬草を集め、ドロシーと一緒に剣を研いでいたあの頃……。楽しかったなぁ……。まさか海王星でこんな目に遭うなんて想像もできなかった。
俺の人生は正解だったのか?
グルグル回る視野の中、俺は悩む。
チートで好き放題したことも、ドロシーと結婚したことも、奪還しに行ったことも正しかったのだろうか……?
自分が選び取った未来ではあったが、多くの人に迷惑をかけてしまったかもしれない。俺が余計なことをしたから、こんなことになってしまっているのかも……。どうしよう……。
俺が頭を抱えていると徐々に回転が収まってきた。
「ヨッシャー!」
レヴィアが叫ぶ。
やがて回転は止まり、見れば、温度も速度も徐々に落ちている。
そして、ボシュッと音がして俺たちは雲を抜けた。
いきなり目の前に碧い水平線が広がる。
「おぉ……」
俺はどこまでも広がる広大な海王星の世界に圧倒された。
もう邪魔する者はいない。俺はレヴィアの奮闘に心から感謝をした。
よく考えたらこの事態は俺のせいだけではない。世界に溜まっていた歪みが俺という存在を切っ掛けに一気に顕在化しただけなのだ。
悩む事など無い。ここまで来たらこの綻んでしまった世界を正す以外ない。俺の選択が正しかったかどうかは次の一手で決まる。ヌチ・ギを倒すためにはるばる来た海王星。何が何でも正解をつかみ取ってやるのだ。
俺はどこまでも澄んだ碧の美しさに見ほれながら、こぶしをギュッと握った。
5-7. 頑張らなくっちゃ!
宮崎の火山の火口脇の洞窟で、ドロシーは一人寂しく二人の帰りを待っていた。神殿は静まり返り、繊細な彫刻が施された薄暗い壁を、画面の青い光りがほのかに照らしている。
二人はこの世界を作っているコンピューターとやらを壊しに、海王星なるところへ行くと言っていた。そこでヌチ・ギを倒すと……。でも……、身体はポッドの中にある。いったい彼らはどうやって海王星へ行って、そこで何をやっているのだろうか……。
真っ白な雲の中、グルグル回りながら俺は孤児院での暮らしを思い出していた。走馬灯という奴かもしれない。薬草を集め、ドロシーと一緒に剣を研いでいたあの頃……。楽しかったなぁ……。まさか海王星でこんな目に遭うなんて想像もできなかった。
俺の人生は正解だったのか?
グルグル回る視野の中、俺は悩む。
チートで好き放題したことも、ドロシーと結婚したことも、奪還しに行ったことも正しかったのだろうか……?
自分が選び取った未来ではあったが、多くの人に迷惑をかけてしまったかもしれない。俺が余計なことをしたから、こんなことになってしまっているのかも……。どうしよう……。
俺が頭を抱えていると徐々に回転が収まってきた。
「ヨッシャー!」
レヴィアが叫ぶ。
やがて回転は止まり、見れば、温度も速度も徐々に落ちている。
そして、ボシュッと音がして俺たちは雲を抜けた。
いきなり目の前に碧い水平線が広がる。
「おぉ……」
俺はどこまでも広がる広大な海王星の世界に圧倒された。
もう邪魔する者はいない。俺はレヴィアの奮闘に心から感謝をした。
よく考えたらこの事態は俺のせいだけではない。世界に溜まっていた歪みが俺という存在を切っ掛けに一気に顕在化しただけなのだ。
悩む事など無い。ここまで来たらこの綻んでしまった世界を正す以外ない。俺の選択が正しかったかどうかは次の一手で決まる。ヌチ・ギを倒すためにはるばる来た海王星。何が何でも正解をつかみ取ってやるのだ。
俺はどこまでも澄んだ碧の美しさに見ほれながら、こぶしをギュッと握った。
5-7. 頑張らなくっちゃ!
宮崎の火山の火口脇の洞窟で、ドロシーは一人寂しく二人の帰りを待っていた。神殿は静まり返り、繊細な彫刻が施された薄暗い壁を、画面の青い光りがほのかに照らしている。
二人はこの世界を作っているコンピューターとやらを壊しに、海王星なるところへ行くと言っていた。そこでヌチ・ギを倒すと……。でも……、身体はポッドの中にある。いったい彼らはどうやって海王星へ行って、そこで何をやっているのだろうか……。



