「つべこべ言うな! ステータスならカンストさせてやる!」
そう言うと、頭の中でピロロン! ピロロン! とレベルアップの音が延々と鳴り響き始めた。
ステータスを見ると、
ユータ 時空を超えし者
商人 レベル:65535
と、レベルがけた違いに上がっていた。
「え!? 六万!?」
驚く俺にレヴィアは、
「レベルなんぞ戦乙女相手にはあまり意味がない。あ奴は物理攻撃無効の属性がついとるからお主の攻撃は全く効かん。でも、攻撃受けたらお主は死ぬし、あ奴はワープしてくる」
「物理攻撃無効!? じゃ、何も手伝えないじゃないですか!?」
「いいから最後まで聞け! この先に湖がある。我がそこでワナ張って待つからお主、戦乙女をそこまで誘導して来い!」
「いやいや、ワープしてくる敵の攻撃なんて避けようないし、当たったら死ぬんですよ! そんなの無理ゲーじゃないですか!」
「そこで、娘! お主の出番じゃ! お主を我の神殿に送るから、そこで戦乙女の動きを読め」
「えっ!? 私……ですか?」
「そうじゃ、お主がミスれば旦那が死に、我々全滅じゃ。必死に見抜け! あ奴はまだ戦闘に慣れてないから、きっと付け入るスキがあるはずじゃ」
「わ、私にできる事なんですか? そんなこと……」
泣きそうなドロシー。
「……。お主は目がいいし、機転も利く。自分を信じるんじゃ!」
レヴィアはドロシーの目をじっと見つめ、熱を込めて言う。
「信じるって言っても……」
「できなきゃ旦那が死ぬまでじゃ。やるか? やらんか?」
「うぅ……。わ、分かりました……」
そう言って、泣きべそをかいたまま神殿に転送されるドロシー。
「そこに画面あるじゃろ?」
『はい、戦乙女が見えます。どうやら……レヴィア様を探しているようです』
「よし! 奴の動作をしっかり見るんじゃ。ワープする前には独特の姿勢を取るはずじゃから、それを見抜いて声で旦那に伝えるんじゃ!」
「は、はい……」
「ドロシーにそんなことできるんですか?」
俺はひそひそ声で聞く。
「分からん」
レヴィアは首を振る。
「分からんって、そんな……」
「お主は自分の妻を愛玩動物かなんかと勘違いしとらんか?」
「え?」
そう言うと、頭の中でピロロン! ピロロン! とレベルアップの音が延々と鳴り響き始めた。
ステータスを見ると、
ユータ 時空を超えし者
商人 レベル:65535
と、レベルがけた違いに上がっていた。
「え!? 六万!?」
驚く俺にレヴィアは、
「レベルなんぞ戦乙女相手にはあまり意味がない。あ奴は物理攻撃無効の属性がついとるからお主の攻撃は全く効かん。でも、攻撃受けたらお主は死ぬし、あ奴はワープしてくる」
「物理攻撃無効!? じゃ、何も手伝えないじゃないですか!?」
「いいから最後まで聞け! この先に湖がある。我がそこでワナ張って待つからお主、戦乙女をそこまで誘導して来い!」
「いやいや、ワープしてくる敵の攻撃なんて避けようないし、当たったら死ぬんですよ! そんなの無理ゲーじゃないですか!」
「そこで、娘! お主の出番じゃ! お主を我の神殿に送るから、そこで戦乙女の動きを読め」
「えっ!? 私……ですか?」
「そうじゃ、お主がミスれば旦那が死に、我々全滅じゃ。必死に見抜け! あ奴はまだ戦闘に慣れてないから、きっと付け入るスキがあるはずじゃ」
「わ、私にできる事なんですか? そんなこと……」
泣きそうなドロシー。
「……。お主は目がいいし、機転も利く。自分を信じるんじゃ!」
レヴィアはドロシーの目をじっと見つめ、熱を込めて言う。
「信じるって言っても……」
「できなきゃ旦那が死ぬまでじゃ。やるか? やらんか?」
「うぅ……。わ、分かりました……」
そう言って、泣きべそをかいたまま神殿に転送されるドロシー。
「そこに画面あるじゃろ?」
『はい、戦乙女が見えます。どうやら……レヴィア様を探しているようです』
「よし! 奴の動作をしっかり見るんじゃ。ワープする前には独特の姿勢を取るはずじゃから、それを見抜いて声で旦那に伝えるんじゃ!」
「は、はい……」
「ドロシーにそんなことできるんですか?」
俺はひそひそ声で聞く。
「分からん」
レヴィアは首を振る。
「分からんって、そんな……」
「お主は自分の妻を愛玩動物かなんかと勘違いしとらんか?」
「え?」



