戦乙女は急いで横に避けたが、なんと破片は戦乙女めがけて方向を変え追尾していく。焦った戦乙女はシールドを展開したが襲い掛かる破片は数千に及ぶ。展開するそばからシールドは破片によって破壊され、ついには破片が次々と戦乙女に着弾していった。着弾する度に激しい爆発が起こり、戦乙女は地面に墜落し、もんどりを打ちながら転がり、さらに破片の攻撃を受け、爆発を受け続けた。
真龍は戦乙女の動きが鈍った瞬間を見定めると、
「断罪の咆哮!」
と叫び、口から強烈な粒子砲を放った。鮮烈なビームは戦乙女が受けている破片の爆撃の中心地を貫き、壮絶な大爆発が巻き起こった。それは先ほどの大爆発をはるかに超える規模だった。激しく揺れる地面、天をも焦がす熱線、まさにこの世の終わりかというような衝撃が、地中に逃げている俺たちにも襲い掛かる。
が、その直後、想像もできないことが起こった。なんと、戦乙女は真龍の後ろにいきなり出現すると、真っ赤に光り輝く巨大な剣で真龍を真っ二つに切り裂いたのだった。
『ぐぉぉぉぉ!』
重低音の悲痛な咆哮が響いた。
4-10. 助け合う夫婦
俺がそっと地面からのぞくと、真っ二つに切られた真龍が墜落していくところだった。
「えっ!?」
俺はそのあまりに衝撃的な光景に心臓が止まりそうになった。
この星で最強の一端を担う真龍が、可愛いおかっぱの女の子が、倒されてしまった……。
「そ、そんなぁ……」
レヴィアが負けてしまったらもうヌチ・ギを止められる者などいない。
もはやこの世の終わりだ。
「レ、レヴィア様ぁ……」
俺は湧いてくる涙を拭きもせず、その凄惨な光景をじっと眺めていた。
足元から声がする。
「お主ら、作戦会議をするぞ!」
「えっ!?」
なんと、レヴィアが俺の切り裂いた土のトンネルの中にいたのだ。
「あ、あれ? あのドラゴンは?」
俺が間抜けな声を出して聞くと。
「あれはただの囮じゃ。戦乙女はヤバい、ちょいと工夫せんと倒せん。お主も手伝え!」
「え!? 手伝えって言っても……、俺もう一般人ですよ?」
真龍は戦乙女の動きが鈍った瞬間を見定めると、
「断罪の咆哮!」
と叫び、口から強烈な粒子砲を放った。鮮烈なビームは戦乙女が受けている破片の爆撃の中心地を貫き、壮絶な大爆発が巻き起こった。それは先ほどの大爆発をはるかに超える規模だった。激しく揺れる地面、天をも焦がす熱線、まさにこの世の終わりかというような衝撃が、地中に逃げている俺たちにも襲い掛かる。
が、その直後、想像もできないことが起こった。なんと、戦乙女は真龍の後ろにいきなり出現すると、真っ赤に光り輝く巨大な剣で真龍を真っ二つに切り裂いたのだった。
『ぐぉぉぉぉ!』
重低音の悲痛な咆哮が響いた。
4-10. 助け合う夫婦
俺がそっと地面からのぞくと、真っ二つに切られた真龍が墜落していくところだった。
「えっ!?」
俺はそのあまりに衝撃的な光景に心臓が止まりそうになった。
この星で最強の一端を担う真龍が、可愛いおかっぱの女の子が、倒されてしまった……。
「そ、そんなぁ……」
レヴィアが負けてしまったらもうヌチ・ギを止められる者などいない。
もはやこの世の終わりだ。
「レ、レヴィア様ぁ……」
俺は湧いてくる涙を拭きもせず、その凄惨な光景をじっと眺めていた。
足元から声がする。
「お主ら、作戦会議をするぞ!」
「えっ!?」
なんと、レヴィアが俺の切り裂いた土のトンネルの中にいたのだ。
「あ、あれ? あのドラゴンは?」
俺が間抜けな声を出して聞くと。
「あれはただの囮じゃ。戦乙女はヤバい、ちょいと工夫せんと倒せん。お主も手伝え!」
「え!? 手伝えって言っても……、俺もう一般人ですよ?」



