そして、竜巻を起こす風魔法『トルネード』で刈り取った木々を一気に巻き上げると、ファイヤーボールをポンポンと連打して燃やしてみる。
左手でトルネードを維持しながら右手で「ソレソレソレ!」とファイヤーボールを当てていくと、木々はブスブスと燻ぶり始め、さらにファイヤーボールを撃ち込んでいくとやがて炎を吹き出し、燃え始めた。
高い所でグルグルと回りながら燃え上がる木々はやがて炎の竜巻となり、壮観な姿となっていく。激しい炎は見てると顔が熱くなってくるほどである。うねりながら天を焦がす巨大な炎のアートに俺は思わず見入ってしまった。
しばらくキャンプファイヤーのように楽しんでいるとやがて火の勢いは収まり、ほどなく灰となって霧散していった。魔法の焼却炉は思ったよりうまくいった。これで敷地は確保完了である。
続いて建物の基礎を作らないとだが……池のほとりはちょっと地盤が柔らかい。しっかりとした基礎が必要のようだ。
俺は岩肌をさらす御嶽山の山頂付近を飛んで、良さげな岩を探した。しかし、さすがにそんな都合のいい岩が転がってはいない。仕方ないので崖から切り出すことにした。俺は水を高速で噴き出す魔法『ウォーターカッター』を使い、バシュ!バシュッ!と断崖絶壁に切れ目を入れていく。固い岩もまるで豆腐のように簡単に切れていくのだ。これは面白い。
良さげな所を10メートル四方切り取ってみると、ズズズズと周辺もろとも崩落しはじめた。
「ヤバい!」
俺は落ちて行く巨岩を飛行魔法で支えるが……、千トンはあろうかという重さはさすがにキツイ。上に覆いかぶさってくる他の巨岩に押されて落ちそうになるのを何とかこらえる。
何とか切り抜けると次に、よろよろとしながら敷地上空まで運んでいった。
フラフラと空を飛ぶ巨大な四角い岩。実にシュールな光景である。
上空についたら「そーれっ!」と派手に落とした。すごい速度で落ちて行く巨岩……。
ズズーン!
激しい衝撃音が山々にこだまし、巨大な岩は半分地中にめり込む。やや斜めだが設置完了だ。最後にウォーターカッターで上面を慎重に水平に切り取り、岩のステージの出来上がりである。
ここを見つけてから一時間も経っていないのにもう基礎までできてしまった。魔法の力とはとんでもない物だ。素晴らしい。
◇
左手でトルネードを維持しながら右手で「ソレソレソレ!」とファイヤーボールを当てていくと、木々はブスブスと燻ぶり始め、さらにファイヤーボールを撃ち込んでいくとやがて炎を吹き出し、燃え始めた。
高い所でグルグルと回りながら燃え上がる木々はやがて炎の竜巻となり、壮観な姿となっていく。激しい炎は見てると顔が熱くなってくるほどである。うねりながら天を焦がす巨大な炎のアートに俺は思わず見入ってしまった。
しばらくキャンプファイヤーのように楽しんでいるとやがて火の勢いは収まり、ほどなく灰となって霧散していった。魔法の焼却炉は思ったよりうまくいった。これで敷地は確保完了である。
続いて建物の基礎を作らないとだが……池のほとりはちょっと地盤が柔らかい。しっかりとした基礎が必要のようだ。
俺は岩肌をさらす御嶽山の山頂付近を飛んで、良さげな岩を探した。しかし、さすがにそんな都合のいい岩が転がってはいない。仕方ないので崖から切り出すことにした。俺は水を高速で噴き出す魔法『ウォーターカッター』を使い、バシュ!バシュッ!と断崖絶壁に切れ目を入れていく。固い岩もまるで豆腐のように簡単に切れていくのだ。これは面白い。
良さげな所を10メートル四方切り取ってみると、ズズズズと周辺もろとも崩落しはじめた。
「ヤバい!」
俺は落ちて行く巨岩を飛行魔法で支えるが……、千トンはあろうかという重さはさすがにキツイ。上に覆いかぶさってくる他の巨岩に押されて落ちそうになるのを何とかこらえる。
何とか切り抜けると次に、よろよろとしながら敷地上空まで運んでいった。
フラフラと空を飛ぶ巨大な四角い岩。実にシュールな光景である。
上空についたら「そーれっ!」と派手に落とした。すごい速度で落ちて行く巨岩……。
ズズーン!
激しい衝撃音が山々にこだまし、巨大な岩は半分地中にめり込む。やや斜めだが設置完了だ。最後にウォーターカッターで上面を慎重に水平に切り取り、岩のステージの出来上がりである。
ここを見つけてから一時間も経っていないのにもう基礎までできてしまった。魔法の力とはとんでもない物だ。素晴らしい。
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