適当にカマをかけてみたが、騎士の顔を見る限り正解だったようだ。
もう一押しというきもするが時間が惜しい。さっさと、騎士との問答を切り上げるとしよう。
大人に対して失礼とは思いますが……、ごめんなさい、親切な騎士さん。
口調と態度をダークヒーローモードに切り替える。
「俺は一流の魔術師だ。俺ならアンデッド・オーガを倒せる」
「違いますよ! シュラさんは超一流の魔術師です! いいえ、あたしの中では英雄です!」
何か言おうとした騎士が、口を開いたままで固まった。
「分かっているじゃないかロッテ」
「へへへー」
嬉しそうにするロッテから騎士へと視線を戻す。
「聞いての通りだ。超一流の魔術師である、この神薙修羅がいまからアンデッド・オーガを倒してくる! お前たちは安心してオーガの殲滅に専念しろ」
「あたしたちのことは見なかったことにしてね」
「騎士様、そういうことで、ひとつよろしくお願いします」
何も言わずにたたずむ騎士にそう言い残して、俺たち三人は防壁を越えた。
もう一押しというきもするが時間が惜しい。さっさと、騎士との問答を切り上げるとしよう。
大人に対して失礼とは思いますが……、ごめんなさい、親切な騎士さん。
口調と態度をダークヒーローモードに切り替える。
「俺は一流の魔術師だ。俺ならアンデッド・オーガを倒せる」
「違いますよ! シュラさんは超一流の魔術師です! いいえ、あたしの中では英雄です!」
何か言おうとした騎士が、口を開いたままで固まった。
「分かっているじゃないかロッテ」
「へへへー」
嬉しそうにするロッテから騎士へと視線を戻す。
「聞いての通りだ。超一流の魔術師である、この神薙修羅がいまからアンデッド・オーガを倒してくる! お前たちは安心してオーガの殲滅に専念しろ」
「あたしたちのことは見なかったことにしてね」
「騎士様、そういうことで、ひとつよろしくお願いします」
何も言わずにたたずむ騎士にそう言い残して、俺たち三人は防壁を越えた。