いつも異世界ものを書こうとすると話がとっ散らかるんです。
大陸の地図とか作らないとなにもわかんない、みたいなやつですね。
「限定的な場所の話」を書こうとしてジオルグとシンが生まれました。

一か所に留まり続ける理由がいるな、と思い立って
シンには幽閉されてもらうことにしました。(酷い理由)
助けてほしい、助かるわけないという相反する感情の中で
ずっと誰かを待っていたのでシンは正気でいられたのだと思います。

贔屓気味なので察されるかもしれませんが書いていて
一番かわいかったのはアールでした。殺してごめんな。

四人がこれからどこかを旅する話も追々書ければなあと思います。

2021.07.10 守村 肇