【用語】

【魔神】
【英雄】の資質を持つ存在の現れ、契約を交わし、騎士(ドラウグル)へと変える存在。
あらゆる事象に精通し、騎士(ドラウグル)となった者に力と助言を与える。
全員、美しい少女のような姿をしている。
その言動からは、【異世界】で戦いを起こし、多くの血を流すことを望んでいることが伺える。
騎士(ドラウグル)以外の存在には、姿や声が認識されないはずなのだが、キリにだけは何故か見えている。

騎士(ドラウグル)
人間離れした凄まじい身体能力、騎当千と呼ぶに相応しい戦闘能力、【異能】と呼ばれる特殊能力を有する戦闘生命体。
【魔神】との契約でなることができる。
ただし、なることへの代償に、身体機能の一つが失われることになる。


【世界観】

その【異世界】では、かつて、人間・エルフ・獣人の同盟軍と、魔王と魔王が率いる魔物と亜人の軍勢が何百年にも及び戦争を続けていました。その中では多くの英雄譚が生まれましたが、悲劇もまた多く繰り返されました。
終わりが見えない戦争に終止符を打つため、魔術師たちは魔力の粋を結集し、【異世界】から勇者を呼び寄せます。勇者はチートスキルと知識を駆使し、仲間たちと共に魔王を打ち倒します。魔物と亜人は人々の憎悪の対象となり、奴隷として使役されるか、落ち延びてひっそりと隠れ住むようになります。
舞台はそれから500年後、勇者が伝説となった時代です。
現在の【異世界】では、「人間・エルフ・獣人は善、魔王が率いていた亜人と魔物は悪」であることが当たり前になっています。
ある時、【黒竜帝国(こくりゅうていこく)】の第六王女ベラドンナが先代皇帝と兄弟を倒し、女帝の座に就いたのを機に、武力で権力を勝ち得る風潮が広がり始めます。様々な国が【異世界】の統一と覇者を目指し、国土を広げようと争いが始めました。その内の一つ、【赤龍王国】を【魔神】ミスラによって【異世界】に転移・転生させられた騎士(ドラウグル)ヴラド3世が率いていました。


【各主戦勢力】

【黒竜帝国】
国主:ベラドンナ
側近:土方歳三&ペルセポネ
側近:ジャンヌ・ダルク&ヴェルダンディ
配下:イカズチ他六竜将(ろくりゅうしょう)、ガーネット他帝国兵


【赤龍王国】
国主:ヴラド3世&ミスラ
配下:王国兵他


【フリー】
【名無し】の剣士&ディスコルディア
ビリー・ザ・キッド&イシス
キリ


【脱落者】
シモ・ヘイへ&メリュジーヌ
生前、ビリー・ザ・キッドと師弟関係を結んでいた

井上源三郎&アスタロト
土方歳三の口から、死亡していることが語られる