知らなかった、お前をこんなにも好きになるなんて…


斗真は愛美に電話した

「もしもし、どうしたの?合宿中に電話いいの?」

「愛美の声が聞きたくなった」

「あれ?集中するんじゃなかったのかな?斗真らしくないね、何かあった?」

お見通しか……

斗真はマネージャーと買い物に行かされることを話した

「まあ、先輩命令じゃ仕方ないね、夏休みだから噂も立たないでしょ、私達がわかってるんだから大丈夫だよ」


まなみが部屋にいると話し声が聞こえた

襖を開けると斗真が立って電話をしている

「愛美、今度いつ会えるかな〜」

自分の名前を呼ばれてドキッとする
私のことじゃないってわかってるのに……

「うん、うん、何だよそれ(笑)おかしいだろ」

斗真の笑い声を聞きながらまなみはそっと襖を閉じた



次の日まなみはキャプテンに呼ばれる

「10時に斗真が練習から戻ってくるから昨日言ってた買い物に行ってきて、斗真に荷物持ちさせてくれ」

「いいんですか?」

「ああ、斗真には言ってある」
「はい」

一緒に買い物……いいのかな