「行こうぜ、稔」
「あぁ、じゃあね」
男子2人は先に行った
「華、ごめんね2人で話しちゃって」
「大丈夫、楽しかったよ、愛美もやっぱり嬉しそうじゃん」
「斗真はね、話が上手なの、だから聞いてるだけでも楽しいの……へへっ」
テストの1日目が終わり愛美は学校終わりに斗真の家に来ていた
斗真の前にいつもの様にもたれ教科書ではなくゲームを開いていた
「愛美、余裕だな」
「夜するから」
「俺今回ヤバそうなんだよな」
「ノートとってる?」
「いや、あんまり」
「写しなよ、丸暗記、丸暗記」
「じゃあ、ノート貸して」
「いいよ、あっダメだ、今日のテストの教科しか持ってきてないや」
「だめじゃん!テスト勉強しよって愛美が言ったじゃんか」
「アハハッ、忘れてたぁ」
「わざと忘れた?」
斗真が後ろから抱きついてくる
「んなわけないじゃん、もう今日のテストの事しか頭に……んー」
斗真がキスをしてきた
「髪ほどいていい?」
「やだ……ママにバレちゃう」
「じゃあ、どうすんのさ、愛美が上?俺は全然いいけど?」
「もう、意地悪なんだからぁ」
愛美はくるっと斗真の方へ向きまたいで斗真の首に腕を絡ませた
斗真は背中に手を回して抱きしめてくれる
「あー、落ち着く……明日からは次の日の教科持ってきてくれるか?」
「いいよ、ちゃんと勉強しなきゃヤバいんでしょ」
「うん……明日からは真面目に勉強するから今日はいい?」
「うーん」
愛美は抱きついたまま斗真の肩に頭を置いた
「もうちょっとこのままでいさせてよ」
「愛美?」
「少しだけ……」
「30分な……」
暫くすると寝息が聞こえてきた
やっぱりな……
俺とのHより眠気が勝つんだもんなぁ(笑)
可愛いからまっいいか



