ドアを開けると斗真は横になり壁のほうを向いていた

愛美が入ってきたのを音でわかってるのに拗ねている

愛美は斗真の上に飛び乗った

「何拗ねてんの?」

「愛美が付き合ってない時の事を言うからだし……俺の事好きじゃないって事?」

「そういう意味じゃないよ、だって3年は同じクラスだったじゃん

だから話さなくても会えてたから……

そういうことが言いたかったの」

「ん……わかった……ごめん」

上に乗っていた愛美からキスをしていく

「……愛美からキスくれんの?」

「駄目だった?(笑)」

「全然駄目じゃない、愛美からのキスは俺が嬉しいの知ってるくせに」

「そうだったっけー(笑)」

「お前、からかってるだろー」

斗真は愛美をくるっと回して斗真が上になる

「ずっと我慢してたし、愛美不足……」

「2週間じゃない」
「2週間は会えなかった期間じゃん」

斗真は愛美の服を脱がしていく

「時間の許す限り抱きたいんだよ……」

「私が眠くなったらだね(笑)部活早いんでしょ?斗真も寝なきゃいけないしさ、あっ、明日何時から部活なの?」

「10時……ちゅっ……恥ずかしいのか?よく喋る」

「そりゃね……んっ……」

「愛美……拗ねてごめん」
「っ……いい……よ」

斗真の誕生日以来2人は繋がり斗真は愛美をすっぽりと包んで抱く

「愛美……好き好き好き」

「もう(笑)わかったから」

階段の音がした

「えっ、どうしよう……服、服」
「兄貴だから大丈夫」

斗真は愛美の胸を触った
「少し大きくなったよな」

「あー、うん……太ったからかな」

「もっと愛美は太ってもいいよ、体力的にもしんどいだろ」

「そうなんだけど、太った原因が春休みのお菓子っていうのはヤバくない(笑)」

「アハハハッ、愛美らしいけどな、お菓子かよ〜メシで肥えろよ

久しぶりにこんなに笑ったわ、マジでお前は俺の癒しだよ……

あー、腹いてえ」

隣の部屋にいた幸司朗も斗真の笑い声に思わず笑みがこぼれる

ご機嫌な斗真だ(笑)……