斗真の部屋で2人は対戦型のゲームをしていた
暫くすると斗真にLINEが何回も入ってくる音がする
「ん?斗真、1回中断する?」
「ちょい、ちょい、俺が優勢なのにさ」
「あっ、バレた(笑)」
「キリのいいところで……
多分、俺は今日熱で休んでることになってるから部活の奴らだと思う」
「あー、そうだ今日学校だった(笑)」
「クラスのLINEにさ、月曜日の時間割送ってもらうように入れるからさ愛美も後で見とけよ」
「ありがとう、全然考えてなかった(笑)あっ、負けた、中断しよ」
愛美は別のゲームを1人で始めた
斗真は純平からきていたため電話をした
「もしもし、純平?お前にはお見通しだよな、そう、ズル休み(笑)
試合見てきた、うん、うん……」
斗真はスピーカーにした
「もしもし(笑)」
「あれ?石川、一緒に居たのか」
「うん」
「おめでとう、校内放送はいってきてたよ」
「ありがとう」
「俺も県大会出るから愛美の試合みれないからさ、無理言って休ませてもらったって訳」
「上手かっただろ?」
「上手かった、別人、動きが早くてびっくりだった(笑)」
「石川は昔から普段はのんびりしてたもんな」
「今も食べるのとか遅いよな」
「うん」
「愛美ちゃーん、ちょっと降りてきてー」
「はーい、じゃあ、またね、バイバイ」
愛美は純平に言って部屋から出た
「今のお前の母ちゃん?」
「うん、俺達母親同士が同級生だったんだよ」
「じゃあ、親公認?」
「うん、そうなんだよ、運命って思った」
「そっか、よかったな、じゃあまたな」
「サンキュー」