知らなかった、お前をこんなにも好きになるなんて…


斗真と愛美がジュースを持って戻ってきた

「結局私も奢ってもらった〜」

「でしょうね(笑)何か別行動するって」

「そうなの?じゃあ斗真んちかな、華らは?」

「まだ何も聞いてない……」

ボーリング場で2組は別れた

斗真と愛美はゲームセンターへ行くことになった

「稔くん、これからどうするの?」

「俺ん家に行こうかなって……」

「お家の人に紹介?」

「さっき、連絡が来て、食事に行って、買い物してくるって」

「えっ?」

「俺は斗真と遊ぶから時間までに帰れたら行くってことになってて……だから今は誰もいない、だからいいかな?無理?」

「もうーー急なんだから、そういうのはちゃんと言ってよ、その、女の子だって支度とか…」

「支度?DVDとか見るのに?俺、寒いの苦手だから……」

「えっ?」

華は恥ずかしくなった

電車を降りて近くのレンタル屋さんに寄る

もう、恥ずかしいったら……DVDだなんて

「華ちゃん、何がいい?恋愛系?」

「あの、血がいっぱいでるのは苦手」

「じゃあ、クリスマスだし、やっぱり恋愛系かな」

稔はレンタルして2人で稔の家に向かった

稔の家に到着した

「どうぞ」
「お邪魔します」

「2階へ」
「自分の部屋にテレビあるの?」

「うん、小さいけどね、ゲームとかもするから」

「稔くんもゲーム好きなんだね、嶋本くんは聞いてるけど」

「最近減ったけど、中学までは普通にしてた」

「何か、色々配線がたくさんだね」

「そうだね、本当はね、工業高校に行きたかったんだよね」

「えっ?そうなの?」

「うん、でも倍率高くて成績が微妙だったから迷って……

あとサッカーが工業は強くて野球はあんまりだったんだよ

もし工業行ってたら野球は辞めてたかもな」

「うちの高校の野球部って強いの?」

「まあまあ上位にいくかな、俺が南野原に決めたのは斗真が行くって言ったからなんだよ」

「でも嶋本くんは愛美が行くから決めたんでしょ?」

「それはそうなんだけど迷ってる時に斗真と偶然会って話したんだよ

そしたら辞めるのはもったいないよって、俺の後ろで守ってくれたら安心して投げれるのに……って」

「何、それ!かっこいいじゃん(笑)」

「だろ?それで決めた!大学からでも勉強できるしって思って」

「じゃあ、稔くんは進学コースを選ぶんだね」

「うん、そうだな」

「あたしもまだ決まってないけど親が進学コースにしとけって言われたから選んだよ」

「数学だけ華ちゃんは悪いからね(笑)」

「完全に文系だよ(笑)あっ、見る?」

レンタルの袋を開けた