知らなかった、お前をこんなにも好きになるなんて…


「ごめんなさい、お母さん」

「可愛かったわよ、口あけて」

「いつも開いてるよな(笑)」
「もう〜」

斗真は浴室に逃げていった

「ご飯炊いてくれてたのね」

「はい、あっ、机の上のはお兄さんからです」

「もう、食べてる(笑)」

「オムライス作っていいですか?」

「いいわよ」

愛美はオムライスを2人分作り斗真と食べる

「母さんらはさ、進路ってどうやって決めたのさ」

「母さんらの時は四年制大学、専門学校、短大、就職って2年から分かれたのよ」

「今、少子化だからどうなんだろうね」

「大学コースにしておいて、無理なら最終的に下げるのもありよね、兄ちゃんみたいに野球で推薦もらえるかもだし」

「えっ、大学も推薦あんの?」

「兄ちゃんの大学は斗真の頭じゃ無理かもだけど他の大学もたくさんあるし、県外ならもっとあるわよ」

「……県外は今のとこ考えてないけど……」

母親同士は顔を見合わせた

「あっ、お兄さんは学校に泊まるそうです」

「わかった」

2人は部屋に上がっていった

「斗真は愛美ちゃんと離れたくないのね」

「わかるけど、愛美がどう考えてるかよね」

「バドミントン推薦とか?」

「んーバドミントンはもう愛美は考えてないような気がするわ

体がやっぱり細すぎてね、もし大学行ってもサークルの方かもね」