紙袋を開けると野球ボールのキーホルダーだった
「じゃあ、これは女子にあげるな」
「ありがとう」
「じゃあ、今度バドミントンのキーホルダーをプレゼントするよ」
「あっ、華、ナイスアイデアだね」
「じゃあさ、あの中学の時に作るの流行ったことない?」
「あー、あったね」
「あれ作ろうよ〜」
「うんうん」
女子達は話が弾みどんどん先へ歩いていく
学祭は食べ物も沢山あり、ライブやサークルの出し物も見て周り4人は夕方まで楽しく過ごした
電車はいつもの学校と逆方向なので愛美達が先に降りることになる
「稔、降りねえの?」
「うん、華ちゃんを送っていくよ」
「じゃあ、華、明日ね〜」
「バイバイ」
華の駅で2人は降りた
「駅から近いから送らなくてもよかったのに」
「いや、ちゃんと彼女は送るよ(笑)」
「付き合って初めてデートしたね」
「そうだね、お互い土日も部活だし練習試合とかもあったしな」
「ほんとそれ(笑)びっくりするくらい時間がとれなかった」
「ちょっと斗真の気持ちがわかった(笑)」
「えー、会いたかった?」
「そりゃそうだよ、5時に部活終わって片付けて自転車で寄ろうと考えもしたんだよ」
「微妙な時間だよね」
「華ちゃんとこは下の子がいるから夕食も早いかなって考えるとそこから呼び出すのも悪くて」
「稔くん、優しいね、まあ、新人戦終わったら少しゆっくりできるといいね」
「そうだね、華ちゃんが提案してくれて昼休み話せるのは大きいね」
「うん、でも今日みたいに遊びに行きたいよ」
「わかった、考えとく」
「あっ、うちここなの」
「おー、新築」
「まあ、それで引っ越してきたからね」
「じゃあ、また夜LINEか電話するね」
稔は手を振って帰っていった



