月曜日の昼休み、華と愛美、稔と斗真は中庭でお弁当を食べていた
「えっ、愛美が作ったの?」
「うん、今日からだけどね」
愛美からお弁当を受け取り袋を開ける
「いただきます」
と斗真は食べ始めた
「愛美って料理するんだね、意外」
「夏休みにだいぶママに教えてもらったよ、でもお弁当箱が大きいから中々埋まらない」
「卵焼きがあればいいんだよ」
「斗真はうちの唐揚げが大好きだからたくさん揚げておいて冷凍しておくのよ、華は料理するの?」
「まあ、弟と妹がいるから時々は手伝うよ」
「華は何でもできて羨ましいな、白方くんは?」
「料理?」
「あっ、兄弟」
「姉貴がいる」
「私だけひとりっ子かー甘えん坊気質なんだよね」
「いいと思うよ、愛美がシャカシャカ動いてるとこなんて想像できない、コートの中だけで充分だよ(笑)」
「そっかな、料理も作るけどやっぱり遅いんだよね(笑)」
「ご馳走様」
「早っ」
「斗真はいつも早いよ(笑)」
「斗真は食べ始めると集中して話さなくなっちゃうからね」
食べ終わった斗真は愛美の太ももに頭を置いて寝はじめた
「もう、まだ食べてんのに〜」
「2人で外に食べに出ると嶋本くんは愛美が食べ終わるのをだいぶ待つんじゃないの?」
「……2人で食べに行ったことないかな、大抵斗真ん家で食べるから、ママ達が家飲みするからね」
「金曜日もカレー作ったって言ってたね」
「うん、家の方が落ち着くの」
愛美はやっと食べ終えて片付け始めた
「愛美、5限移動教室だからそろそろ行く?」
「うん、斗真、起きて」
斗真は愛美の頭を引き寄せてキスをした
「ちゅっ……ふぁー、眠い」
斗真は起き上がった
「5限何?」
「英語」
「寝そう(笑)」
4人はそれぞれ教室に戻った



