知らなかった、お前をこんなにも好きになるなんて…


「兄貴、サンキュー」

「お兄さんだったのね」

まなみが愛美に寄っていった

「石川さん、ごめんね、誤解して」

愛美は頭を横に振った

「あのね、嶋本くんの事少し気になってたのは本当だけどさっきちゃんと返事もらったから……

愛されてるね(笑)私が言うのも変だけど同じ名前で嶋本くんの鞄にはまなみってあるから私と誤解されないようにもっと嶋本くんと学校で話すほうがいいのに(笑)」

「私達もごめんなさい、でも一緒にいるとこを見ないから別れたと思ったし」

愛美は斗真を見た

斗真は笑顔で愛美に寄っていった

「俺は今のままでも全然構わないし愛美の好きにすればいい」

斗真は愛美の両頬を挟んでキスをした

「こら!離れろ、みんないるんだから」

幸司朗が斗真を愛美から離した

「ここはみんな知ってるから……」

「そういう事じゃない、バカか、お前は」

「じゃあ、お邪魔だから私達は戻るね、石川さん、ごめんね」

まなみ達は去っていった

「じゃあ、俺も帰るな」

幸司朗も帰っていき、いなくなると斗真は愛美にまた抱きついた

「……斗真」

「ん?嫌なら離れるよ」

「ビッチって何?」

「お前、知らなかったのか?」

「だから最初に聞いたじゃない……」

「でも、お前泣いて……」

「斗真の事を言われたから……悲しくなって……私はね斗真の邪魔になることは絶対したくないし私の事で斗真が色々言われるのが1番嫌なのね」

「俺は、愛美が俺から離れるのが1番嫌に決まってる」

斗真は愛美をギューっと抱いた

華は稔の手を掴んでその場をそっと離れた

「今日、泊まる?ゆっくり話そ」
「ママがいいって言ったらね」

色々あった文化祭も終わり、部活もないため斗真の家にそのまま帰ってきた