知らなかった、お前をこんなにも好きになるなんて…


ごめんねと幸司朗は愛美の髪の毛を直してカチューシャを付けた

愛美の目を軽く手で拭った

軽く抱いて笑顔で頭をポンポンとしていた

「白方くん」
「ん?」

「お兄さんて嶋本くんより目が怖かったー」

「そうなんだよ、俺が1年の時には卒業していていなかったんだけど

普段穏やかなんだけど怒ると超怖いって有名だったみたいで

斗真がいるから時々指導にも来てくれてたんだよ」

「へぇ、OBね」

「斗真もだからそういう部分があるんだよ」

「停学って言ったのはそういう事?」

「うん、さっきはやばかったから、流石に人には手は出さないけど机とか椅子とかは蹴ってたかもな」

「でも……お兄さんも溺愛すぎじゃない?」

「女子にはカップルに見えたんだろう」

「でも、口に出すのは絶対だめ!」




まなみは斗真の話を聞いて謝った

「お前が知らないって事は俺もわかってるんだけど愛美を泣かす奴は絶対許せないんだよ」

「わかった、私も友達に自分の気持ちをはっきり言えてなかったから彼女らもそういう事言ったんだと思うけど嶋本くんがいつも優しいから私も彼女いるのに好きになりかけてた」

「ごめん、俺は愛美と別れるつもりもないし、俺をこういう男にしたのは愛美だから」

「めちゃくちゃ好きじゃん(笑)もっとイチャイチャすればいいのに」

「悪いな、愛美が超恥ずかしがりなんだよ……マネージャーの仕事は今まで通りしてくれる?」

「もちろん!野球が好きだし、ちゃんとするよ」

斗真とまなみが戻ってきた