知らなかった、お前をこんなにも好きになるなんて…


稔が教室に入っていくと、マネージャーを交えた5人が休憩の場所で話していた

「ちょっと……4人に来て欲しいんだけど」

「何で?」

「話があるから、来て!あっ、マネージャーはいいから」

稔の後に4人は教室を出た

何?何で私だけ残るの?

少し離れてついて行く

中庭のベンチに近づいた時、斗真と幸司朗もちょうどやって来た

「えっ、何で2人がいるの?」
「わかんないよ」

「お前ら愛美に何を言ったんだよ」

「えっ、何って……ねぇ」

「ビッチとか言ったのかよ!」

斗真の声が大きくなる

「彼女が彼氏がいるのに他の人とイチャイチャしてるから嶋本くんが可哀想って言ったのよ」

幸司朗は愛美に大丈夫?と頭を撫でている

おいでと愛美を立たす

幸司朗は愛美を後ろから抱きしめる

「俺の事を誤解したんだろうけどさ……」

自分の前髪をかきあげた

「俺の将来の妹を傷つけたら許さないよ!」

女子4人を睨みつけ、4人は怯えてしまった

「し、将来のって……」

「今日愛美がいたのは俺の兄貴だよ!」

華が稔の服を掴んだ

「白方くん、あそこ」

2人が見る方向からまなみが歩いてきた

「ねぇ、待って、どうしたの?」


「まなみは関係ないの、私達が悪かったの、ごめんなさい、誤解して」
「ごめんなさい」

「俺が説明する、河原こっちに来いよ」

「大丈夫なの?」

華が稔に確認する

「だいぶ冷静にはなってるし、兄貴がいるから無茶はしないはず」