その頃愛美はLINEを見て階段を降りていた
「あれ?ビッチじゃない?」
「えっ?」
愛美は足を止め、4人に囲まれた
「嶋本くんていう彼氏がいるのに、他の人とイチャイチャしちゃってさ、嶋本くんが可哀想」
「えっと……」
「まなみの方が嶋本くんにはお似合いだよ」
「そうそう、美男美女でね」
「もう別れたから違う人にいったのかなー、じゃあまなみとくっつくのもすぐだよね」
「うん、2人めっちゃ仲良いもんね」
「嶋本くんの隣にはちゃんとお世話が出来るマネージャーのまなみがいるから心配しないでいいよ」
「浮気する子はちょっとねー」
「あっ、別れてたら浮気じゃないじゃん、嬉しそうに彼氏に貰ったカチューシャつけてさ」
「そうだよ(笑)」
「別れては……」
「今日も朝から仲良かったよね」
「それにさ、夏の海のまなみのスタイルの良さよね」
「もう嶋本くんもひっついてたよね」
「あっ、写真とか見せてもらったー?」
「……」
「見てないんだ、内緒だったのかな」
「ちが……」
「男はさ、ほっとかれると浮気するよね?」
「教室戻ろ、2人でいたらお邪魔だけどね」
「うん、行こう」
4人の女子は言いたい事だけ言って階段を上がって行った
やっぱり………私は何も言えない
ビッチって何?
私は斗真の邪魔になってるの?
私は斗真にふさわしくない?
中庭に行かなきゃ、斗真が待ってる…はず
ぐすっ……
泣かない……
愛美は下を向いて歩き出した



