知らなかった、お前をこんなにも好きになるなんて…


「おかえりー」
「ただいま、間に合ったかな?」

「大丈夫みたいよ、ここ座ったら?私らもう動くし」

まなみを残して教室を出た

「えっ?河原は行かなくてもいいのか?」

「うん、あの子達体育館の席取りに行ったのよ、あっ、これ余ってるから食べない?」

「サンキュー」

斗真は椅子に座った

「何かいい物あった?」

「いや、もう向井に任せたから、どんなの買ったかわかんねぇ」

「嶋本くんはじゃあ何をしてたの?(笑)」

「カゴ持って後ろについてた」

「ぷっ、おかしい……逆じゃないの?」

「そっかな」

「うん、嶋本くんが決めそう」

「俺のイメージってどんなんだよ」

「何でも自分で動いて決めていくタイプ」

「動かない事はないけど……決めるのは違うかな、さっきも俺が買いに行くって決めた訳じゃないし」

「えっ、そうなの?部活とかでもみんなを引っ張っていってない?」

「いや、そうでもない、俺は自分で決めた事は自分でちゃんとするけど、人といる時は大人しく聞くぜ、みんなの方がしっかりしてるよ、まだマネージャーとしてみんなの性格はわかってないな(笑)」

まあ、愛美の受け売りだけどな
人の話を聞く……これも愛美と付き合ってから変わったところだな(笑)

1人で思い出し笑いをしてしまっていた

「斗真〜」

クラスメイトに呼ばれた

「おー、じゃあ、ご馳走様」

斗真は射的コーナーに行った

「斗真、何で向井だけ帰ってきたのかと思ったぞ」

「何か河原が差し入れくれて食ってた」

客が途切れた時に稔を呼んだ

「稔、交代するぞ」

「おー、斗真は?」

「今軽く食ったからもう少ししてから休憩する、1組に行ってみれば?」

「1組?」

「石田さんが午前中、当番で座ってるらしいぞ」

「じゃあ、行ってみる、サンキュー」

「あっ、愛美は来た?」

「来たよ、射的やって景品取っていかれたよ」

「全く……知っていてやったんだろ?」

「もちろん(笑)先輩もだよ」

「お仕置だ(笑)」