知らなかった、お前をこんなにも好きになるなんて…


幸司朗は愛美の後ろ髪も直しながら肩を組んで教室を出ていった

「行動がさ、カレカノなんだよ」

「まなみ、嶋本くんにアタックしないの?」

「えー、そんな……あっ、私トイレに行ってくるね」

教室から出て行く

「まなみはいつも話をそらすけど、絶対好きだよね?」

「そう思うんだけどねぇ……」


男子の方も話題になっていた

「稔、今のって斗真の彼女なんじゃ」

「そうだよ」

「斗真達、別れた?何かカップルに見えたけど」

「最近見ないっていうか、斗真も話さないし、逆に聞いていいものか……」

みんなそう思うよな……

「今のは斗真の兄貴なんだよ、俺も中学の先輩になるから緊張した(笑)、学年は被ってないけどな」

「兄貴もカッコイイな、じゃあ、別れてないのか」

「大丈夫、まあ、斗真とは違うタイプだな」

「斗真と向井遅っせーな、景品がやばいのに」



まなみはトイレから戻ってきた

「まなみ、うちら午後からの体育館のライブ行くんだけどどうする?」

「私はいいや、騒がしいの苦手」

「席取りたいから先にお昼済まそうよ」

「何か買いに行こ」

まなみ達は教室を出て買い出しに行き
教室の隅についたてがしてあり、そこで昼を食べていると斗真達が帰ってきた