知らなかった、お前をこんなにも好きになるなんて…


布団に入り斗真の顔を見る

可愛い寝顔、いつも私は見れないから貴重だな

斗真だって口あいてるじゃん(笑)

愛美は横になり斗真の体に手を回して眠りについた




朝、携帯のアラームが微かに鳴り斗真は目を覚ました

あれ?愛美がセットしてくれたのか?

斗真はLINEを開いた

アイシング?忘れてた……けど個人で送ることかな?

野球部のLINEも読んだ

あっ、俺だけ返信してねーわ
だからか……

もう朝だしスルーだな

「愛美、朝」
「ん〜眠い」

ったく、いつもの返事だ

斗真は練習着に着替えた

愛美の手を引っ張って体を起こす

「愛美、起きないとチューするよ」

「チューじゃなくて……アイ…シングしなきゃ……むにゃむにゃ」

見たのか……

愛美はパチっと目が開いた

「私、今なんて言った?」

「アイシングしなきゃって……」

「……ごめん、ゲームしてたらLINE見えちゃって起こそうか迷ったんだけど」

「いいよ、愛美にならLINEみられても全然平気なんだけど……ただ」

「ほんとにごめん」

「ゲームするのはいいんだけど、音量を上げといてくれないと(笑)愛美がタイマー入れてくれたんだろ?」

「あっ、ごめんなさい……」

「あぁ、先に寝て悪い」

「ううん、よく寝てたよ、疲れてたんならHしなくても……」

ちゅっ

「それは別、心の疲れは愛美にしかとれないからさ、今朝はめっちゃいい目覚めだった、サンキューな」

くしゃっとした愛美の好きな斗真の笑顔が見れた

斗真はぼさぼさの髪の毛を手ぐしで直してくれた

「降りようか」

「うん、斗真〜おんぶ(笑)」

「いいよ、飛べ!」
「えい!」

愛美は斗真の背中に飛び乗った

「今日はママがいるから目玉焼きにするかな、愛美は?」

「一緒〜、半熟だよね〜」
「もちろん」

2人は会話しながらキッチンに降りていった