ギューっと愛美は抱きついて来てくれた
俺はそのままベッドに押し倒した
「俺からもさせてよ」
「へへっもちろんいいよ(笑)」
おでこにキスをしてからどんどん下におりていく
もちろん愛美は声を出さないため吐息だけが聞こえる
「斗真……」
「ん?」
「疲れてるのに大丈夫?」
「くっ……愛美を抱けるならなんともない、ハァハァ俺だけ?余裕がないのは……」
愛美の上に重なった
愛美が頭を優しく撫でてくれる
暫く沈黙の後、斗真から口を開いた
「今日さ……」
「うん?」
斗真は体勢を変えて愛美を包み込む
「3試合して、2試合投げさせてもらった」
「すごいじゃん、先輩達いるのに」
「うん、きつかったけど嬉しかったな」
「暑い中お疲れ様」
「うん……そういうのが1番嬉しい、愛美不足だったから」
「本当に?よかった、私斗真の役に立ってる?」
「もちろん」
「そっか……うん、よかった(笑)」
「ずっと俺の傍にいて欲しい」
「またプロポーズ?ふふっもちろんだよぉ」
愛美をギューっと抱きしめた
少しすると力が緩んだ
愛美はそっと斗真を見た
珍しい、斗真が寝てる……
私が寝るのはよくあるけど斗真は私が寝てからじゃないと寝ないみたいだからよっぽど疲れてたんだな
身体も疲れてたのに、私の事も考えててくれて……少しは楽になったかな
同じまなみという名のマネージャーさんかぁ
あの人、美人だったもんなぁ
あんな人に好きって言われたら男子って断わるのかな……斗真は?
ううん、考えない、たった今好きって言ったばっかりなのに……
愛美は近くにある斗真の携帯を持った
いつも斗真が後から寝るから目覚ましのタイマーを入れようとセットしていた
斗真の携帯は中学の時から借りてゲームをしていたからロックはかけていないし、いつでもゲームをしていい許可はもらっている
先に寝られると寝付きが悪くなるんだなって思いながら音を小さくしてゲームを始めた
LINEが画面上に入ってきた
まなみと書かれてあり
“ アイシングしておいてね”
と短い文章だったから見えてしまった
アイシングかー
こういうのもマネージャーの仕事なのか、でも個人LINEにくるもの?
愛美はそっと斗真から離れて1階に降りていった



