知らなかった、お前をこんなにも好きになるなんて…


「ふぅ……」

対戦が終わり斗真は1度携帯を離した

「今日だいぶ疲れてるね」

「うん……筋肉痛になりそうだ」

「ゲームの時の口数が少ないし、玄関でもしんどそうだった」

「俺顔に出てた?」
「少しね」

「愛美に話したいことがたくさんあるのにどう言っていいかわかんない」

「どういうこと?」

「俺は隠し事は嫌いだから聞いてくれるか?」

「いいよー」

斗真は合宿中のまなみとの買い物の途中、胸を触ってしまった事

虫で抱きつかれた事

1年生に愛美の事を話した事

海での出来事……

愛美は斗真にもたれてじっと聞いていた


「……ごめん、ほんとに」

愛美の背中に頭をつけ後ろから手を回して前で組んだ

「電話でもLINEでも言うことじゃないなと思って、直接会って言いたかった」

「……そう……」

愛美は黙ってしまった