知らなかった、お前をこんなにも好きになるなんて…


「ママ、今年はお盆は斗真ん家とバーベキューするの?」

「今年はね、ちょっとおじいちゃんが危ないらしくてお盆休みはおじいちゃんのところに行くことにしたのよ

着替えと制服を持っていくように準備しておいてね」

「……わかった」

夜、斗真に電話した

「どした?愛美」
「ん?何?」

「元気がない」

「ふふっ私が斗真のことがわかるように斗真も私の事がわかるようになってきたんだね」

「まあ、愛美にしては珍しいから、俺は割と態度に出るからさ」

「そうだね……今年のバーベキュー中止になっちゃった」

愛美は理由を話した

「そっか……会って話したい事たくさんあったけど仕方ないな」

「うん……会いたい……最近私にしては珍しくイライラするのよね、斗真にギューってしてもらいたい」

「夜、会いに行こうか?ランニングの途中に寄ろうか?愛美の言うことなら何でも聞くし」

「ありがとうだけどもう明日出るんだー、帰ったらまた連絡するから」

「わかった」

斗真は風呂に入るため降りていった

「斗真、バーベキュー中止だって」

「うん、さっき愛美から電話あった」

「斗真元気ないわね」

「夏休みだから愛美に会えない、普通なら夏休みの方が部活終わるの早いから会う時間あるはずなのに……何かすれ違ってる」

数日後愛美からはおじいちゃんが亡くなったから帰るの少し延ばすとLINEが入ってきた

仕方ないよな……

夏休み最後の金曜日に呑みにくる予定を母親2人で決めてくれた

「初ちゃん、来たよ〜、久しぶり」

「久しぶりー、少しは落ち着いた?愛美ちゃんも久しぶり」

「お久しぶりです」

「斗真練習試合なの、待っててね」
「はい」

「愛美ちゃん、少し雰囲気変わったわね」
「太ったんです(笑)」

「いいんじゃない?女らしいわよ」

「愛美は長期休みになると太るのよ(笑)」

「成長、成長(笑)」

1時間程経って玄関の音がした

愛美は走って玄関に向かう

「おかえり〜」

「ただいま……すぐシャワーするな」
「うん……」

斗真は風呂場に直行した