知らなかった、お前をこんなにも好きになるなんて…


「バドミントン部に今年上手い子が入ってきたっていう情報は聞いた事ある」

「それが愛美(笑)」

「俺2組で体育一緒だけどわかんないかも」

「目立たないからな(笑)バドミントン以外のスポーツは全然ダメだから」

「石田さんと一緒にバドミントン部だから石田さんが上手いのかと思ってた」

「石田さんは目立つ!綺麗な子だし、2組でも話は出る」

「実力は愛美がバドミントン部で1番かな」

「俺ら学校のグラウンドじゃないから他の部活の奴はわかんなくね?」

「確かに!」

「マネージャーじゃない事ははっきりしたな(笑)」

「で?」
「ん?」

「男の部分は聞いていいのか?」

「ん?あぁ(笑)もちろん経験済み、でも絶対変な目で見ないでくれよな、中学の時に嫌な思いをしてるから」

「斗真は石川さん以外の人とは?」
「いや愛美が初めて……あっ、付き合ったのもだよ、告白は全部断ってきてたから」

「うわっ、やっぱりモテる(笑)」

「他の子と付き合ってみたいとか思わないのか?」

「全く!もう俺は結婚するって決めてるから……愛美とはケンカにならないし、もし愛美が怒った時は絶対俺が悪いから土下座でもして謝る……ケンカはまだしたことないけどな」

質問が止まった

「えっ?俺変なこと言った?」

稔の方を見た

「いや、まあ、結婚とか土下座とか、多分お前の印象がみんなの中で変わったんじゃないかな」

「あっ……まあそうだな、次彼女いる奴話せよ」

「いるけど、斗真の後はやだ(笑)勝てねえ」

みんなは爆笑して10人で夜遅くまで盛り上がった



次の日厳しい練習を終えて2泊3日の合宿は終わった

「海だ〜」

「はしゃいで足とか切るなよ(笑)」

「稔は嬉しくない?あっマネージャー達来たー」

ムードメーカーの部員がはしゃいでいるとまなみ達5人の女子がやって来た

全員6組のクラスメイトだ

「おー、みんなスタイルいいな、結構マネージャーは大胆な水着だ」

「こんにちわー」

「じゃあビーチバレーでもする?男は交代しながらな」

まなみが体力の限界を感じて休憩する

「しばらく休み、みんな上手くてラリーが続くんだもんハァハァ」

もう1人女子が脱落した

「もう無理〜喉乾いた」

「じゃあ、みんなの飲み物買ってくるよ」

まなみが歩いて行った

斗真が交代でコートから出てくる

「嶋本くん、今、まなみが飲み物買いに行ってくれたんだけどよく考えたら1人で15人分なんて重いよね、追いかけて手伝ってあげてよ」

「俺?」

「だって嶋本くんしか知らないもの、まなみがナンパされると困るし」

「あー……」

まなみが歩いてるのが遠くに見えた

「わかったよ」

斗真は走っていきまなみに追いついた