「まあ、斗真だけじゃなくてさ、普段10人集まる機会ってないじゃん(笑)
部室でも先輩いるし、着替えもゆっくりできないし、帰る方向もバラバラだし
これから仲良くやっていきたい訳よ」
「そうなるとやっぱり恋バナだなって(笑)」
「斗真だけじゃなくて、みんな話せよ(笑)」
「はいはい、じゃあ俺からー、彼女いた事ないんで、誰か紹介してくれー」
「うわっ、最初から人頼みかよ(笑)」
「へへっ、斗真、どうぞ」
「んー、まあ誤解されるなら言った方がいいのかな……」
稔を覗いた8人が頷いた
「俺の彼女は同じ高校で1組にいる」
「1組?えっ、俺、同じクラスじゃん」
「そう、名前は石川愛美」
「おー!石川、あの後ろ姿」
「うん(笑)同じ中学で中3の春から付き合ってる……だからマネージャーではない事はしっかり否定しときたい」
「体が小さいからラケットバックが歩いてる感じだよな(笑)」
「そうなんだよ」
「テニス部?」
「いやバドミントン部でスポーツ推薦でこの高校行くって言ったから俺もそれで選んだ」
「斗真が追いかけんの?意外ー」
「まあ、正直愛美は大人しくて目立たなくて
俺も実は中2の冬まで存在を知らなかったんだよな(笑)
でも、友達といた時に偶然会って友達が知ってたのが最初は悔しくてさ」
「斗真はモテるから目立ってたんだよ」
「でもあいつは俺の事知らなくて、そこから気になり始めたのがきっかけで、話だしたらめちゃくちゃ好きな物や趣味が一緒で俺とだけ話せるってことにささったんだよな」
「へぇ、斗真が告白したの?」
「んー、ちょっと微妙なんだけどまあ、そこは春まで色々あって……お互い気持ちを話したのが春でそっから付き合ってる」



