俺達は一日中ベッドにいた。

つばさが食事を作ってくれて、寝室に運ぶ、食べ終わり、また身体を重ねる。

俺はつばさに溺れた。

「侑斗、ちょっと休憩」

「具合悪い?」

「違う、若い侑斗に着いていけないよ」

つばさは恥ずかしそうに顔を赤く染めた。

「そんな事ないよ、最高だよ」

「ねえ、侑斗、このまま私は侑斗の側にずっといていいの?」

つばさは真面目な表情で尋ねた。

「当たり前だよ、つばさは俺の妻なんだから、覚えてる?俺が初めてつばさに声をかけた時のこと」

「うん、覚えてるよ」

「全然相手にされなくて、でも諦められなかった」

「それはそうよ、侑斗は一回り以上年下なんだから、遊びだと思ってたの」

「俺は遊びの恋はないよ、諦めなくて良かったよ」

「侑斗」

「俺を信じてずっと着いて来てくれ」

俺はつばさと離れないと誓った。