私は自分の部屋で一人考えていた。

このままでいいのだろうか。

はっきり言って、このまま侑斗と一緒にいる事が出来たら、どんなに幸せか。

でも一人残される侑斗はどうなるの?

若いから私が居なくなっても、すぐに新しい恋が出来るかな。

そんな事を考えているとドアがノックされた。

「つばさ、もう寝た?」

「いえ、今開けるね」

そしてドアを開けた。

侑斗はちょっと戸惑いながら部屋に入ってきた。

「つばさ、今日から一緒に寝よう」

私は驚きを隠せなかった。

確かに不思議な事ではない、結婚を考えて、入籍したのに、いまだにキス以上の関係が無いなんて・・・

「体調悪い?」

「いえ、大丈夫ですけど・・・でも」

「でも何?俺はつばさと愛し合いたい」

侑斗は私に近づき、キスをした。

そして私を抱き上げて、寝室へ運んだ。

この夜、侑斗と愛を確かめ合った。