桜の舞い散る春の日に、私はキミに「幸せ」を伝える。


 偽のラブレターを書かれた。

しかも、泰喜宛。

幼なじみの泰喜の事を好きなのは本当だった。でも、こんな形で告白なんてしたくなかった。

 だから、必死に戦った。

私をいじめていたのは全員女子だった。男子も知ってはいたがそこまでの事じゃないだろうとしか思ってなかった。泰喜は、クラスが違ったから私がいじめられていたことを知らないだろう。

 でも、取り返せなかった。

もう、悔しくて悔しくて悔しくて。心に何もかも全て残らなかった。感情が失せた。