「私もヘアアイロン欲しいんだけどなぁ」
「そうなの? 今、あるけどやる?」
「え! やりたい!」
私たちは教室に急いで向かうと私の持ってきたアイロンを出すと舞美ちゃんの髪を内巻きに奈帆ちゃんの髪もゆるふわな感じに施した。
「わっ、すごい! 美容師さんみたいー!」
「そんなことないよ。昔、妹にしてたから」
「へぇ! 柚葉って妹いたんだね!」
私は、ここに来る前葉月に言われたことを思い出す。
『お姉ちゃん、お姉ちゃんはもう歌わないの?』
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