☆☆☆
彰と2人で草むしりをしている間、蘭はまた鼻歌を歌っていた。
気分がいいとつい出てきてしまう。
しかし、今度は彰が一緒に鼻歌を歌い始めた。
互いに目を見交わせて、小さく笑いあう。
肉体労働をしているはずなのに全然疲れを感じなかった。
蘭が草むしりの手を止めたのは太陽が真上に近づいてきてからだった。
「さすがにちょっと休憩しましょうか」
まだ身をかがめて草むしりをしている彰へ向けて声をかける。
「あぁ。そうだな」
家に入って時間を合わせた時計を確認してみると、10時半になっていた。
2時間くらい休憩なしで草むしりをしていたことになる。
背中にはジットリと汗が滲んでいてシャツが張り付いているのがわかった。
今から服を洗濯しておけば、夜には乾いているかもしれない。
キッチンで手を洗って脱衣所へ向かおうとしたとき、彰も入ってきた。
「今日は暑いので、お昼は冷たいうどんにしましょうか」
「いいね。仕事の後には食べやすいものがいい」
「そうですよね」
「でもその前にシャワーくらい浴びないとな。さすがに汗をかいたから」
彰と2人で草むしりをしている間、蘭はまた鼻歌を歌っていた。
気分がいいとつい出てきてしまう。
しかし、今度は彰が一緒に鼻歌を歌い始めた。
互いに目を見交わせて、小さく笑いあう。
肉体労働をしているはずなのに全然疲れを感じなかった。
蘭が草むしりの手を止めたのは太陽が真上に近づいてきてからだった。
「さすがにちょっと休憩しましょうか」
まだ身をかがめて草むしりをしている彰へ向けて声をかける。
「あぁ。そうだな」
家に入って時間を合わせた時計を確認してみると、10時半になっていた。
2時間くらい休憩なしで草むしりをしていたことになる。
背中にはジットリと汗が滲んでいてシャツが張り付いているのがわかった。
今から服を洗濯しておけば、夜には乾いているかもしれない。
キッチンで手を洗って脱衣所へ向かおうとしたとき、彰も入ってきた。
「今日は暑いので、お昼は冷たいうどんにしましょうか」
「いいね。仕事の後には食べやすいものがいい」
「そうですよね」
「でもその前にシャワーくらい浴びないとな。さすがに汗をかいたから」