はぐれた恋の傍らに、君がいてくれたことを忘れない。

作品番号 1635804
最終更新 2024/01/24

はぐれた恋の傍らに、君がいてくれたことを忘れない。
紫季/著
青春・恋愛

1ページ

総文字数/ 779

気が向いたときでいい。

いつか、私の話をして。

あなたと私が遠く離れたとしても、繋がっていると思えるように。

君との出会いを、永遠にするために。

叶わなくとも、その気持ちがあったことを残すために。

ずっと一緒にはいられないのなら、今この瞬間を大切にしていきたい。

ここで二人、過ごした時間を思い出にしよう。

忘れ残りのないように。ぐっと、奥へしまい込んで。──名残惜しくならないように。


でも、最後に願う。

──いつかが来たら、私の話をして──


《初作品︰第1作》
あらすじ
中学から高校に上がったばかりの少女、八瀬川風音(はせがわかざね)。美しい容姿に学年で一、二を争う頭脳を持ち合わせている。
そんな彼女を待ち受けるのは、華やかさやときめきがない恋路。
思い合うもお互いの理性が壁を作る一方で、もどかしいぐらいに悲しい恋。
初恋にして実ることがないのか、それとも高三の先輩、永塚琥羽(えづかこう)と本当の愛を育むことができるのか──。


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