恐らくだけど、武蔵君もきっとそう思っているだろう。もういっそ、二人だけで飲みたい気分だ。僕はまだ二十歳前で無論ソフトドリンクだが、彼は既に二十歳を迎えているからといって、早速ビール片手に口を開いた。このあたりが何とも無神経というか、彼には気遣いという概念はないようだ。それとも確信犯か。
「はァ~い! 今日は幹事・山本頑張っちゃったよォ~! こう見えて俺超優しいからァ、二人のチェリー君をォ、大人の世界に連れてきてやりましたァ~!」
第1マウント、開始だ。早速だけど、もう気分が悪い。その大きな口に僕と武蔵君のおしぼりでも詰めてやろうかと思ったくらいだ。
「はァ~い! 今日は幹事・山本頑張っちゃったよォ~! こう見えて俺超優しいからァ、二人のチェリー君をォ、大人の世界に連れてきてやりましたァ~!」
第1マウント、開始だ。早速だけど、もう気分が悪い。その大きな口に僕と武蔵君のおしぼりでも詰めてやろうかと思ったくらいだ。