夜長の候、過ぎ去りし初恋の季節

作品番号 1634905
最終更新 2021/04/13

夜長の候、過ぎ去りし初恋の季節
ヒューマンドラマ

22ページ

総文字数/ 9,657




───それは金木犀の花束の香る、生涯忘れられない夜でした。
俺には忘れられないピアノの音色があった。
絶望した秋の夜。ふと問いかけたくて仕方がなかった。
過去の俺に。過去の人に。
どうしてこうなってしまったのか。
そして、ただ話を交わしたかった。
『夜長の候、その音色を奏でた初恋の君はいかがお過ごしですか?』───



野球選手になり損ねて落ち込む男子が、
ジャズバーで大人になった初恋の君に再会する短編です。

本作は中編「初恋はメトロノームと共に去りぬ」の続編です。
しかし主人公達も小学生から大人に成長しているので、単体でも読めます。
続編を読みたいとのリクエストを受けて頑張って書きました。

ジャズバーやカクテルなど、作者も慣れない用語が出てきます……。
かなり背伸びしてニューマンドラマちっくに初恋の君を想う男子を描きました。

初めて執筆する短編です。よろしくお願いします。

あらすじ
誘われて訪ねた彼女の家で、懐かしいソナチネの音色を聞いた。
そのメロディーは俺に野球を続けることを後押しした、小学生の初恋の君を思い起こさせた。プロ野球選手に選ばれなかった22歳の俺は絶望していた。夜長の候、俺は遠い街へと消え、とあるジャズバーで様々な人と出会い、二度とない不思議な夜を過ごす。

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