お礼を言うと芽依菜ちゃんは優しく笑う。私たちはマフィンを食べる為、一緒に席に座った。うん。こんなにいい友達も出来たんだし大丈夫だ。寂しさは慣れるはず。今日は美味しいもの作って沢山食べよう。

 私はわくわくしながら焼けたマフィンを持ち、袋の包みを解いていったのだった。