「あ、今日こそカラオケ行ける!?」
「え、あ…あのごめんね、今日も妹のお迎え行かないとで…」
うん、嘘は言っていない。
だけどどうしてだろう。少し罪悪感があるのは…。
「そっかぁ、涼花が行ける日に行こうね!鳴にも言っとく」
「うん、ごめんね」
ちくちくと痛む胸に気づかないふりをして、明るく笑う菜月に笑い返した。
*
「あ、高峰くん…!ごめん、お待たせ」
放課後、晴香を連れて公園に行くとすでに高峰くんの姿があった。
「ねぇね、公園で遊ぶの?」
「え、あ…あのごめんね、今日も妹のお迎え行かないとで…」
うん、嘘は言っていない。
だけどどうしてだろう。少し罪悪感があるのは…。
「そっかぁ、涼花が行ける日に行こうね!鳴にも言っとく」
「うん、ごめんね」
ちくちくと痛む胸に気づかないふりをして、明るく笑う菜月に笑い返した。
*
「あ、高峰くん…!ごめん、お待たせ」
放課後、晴香を連れて公園に行くとすでに高峰くんの姿があった。
「ねぇね、公園で遊ぶの?」