*
「あ、涼花、おっはよー」
結局高峰くんと学校に着いた頃には朝のホームルームは終わってしまっていて、一時間目が始まる三分前となっていた。
「ねえ、高峰くんと一緒に学校来てなかった?」
「…え!?」
前の席に座る菜月がグッと身を乗り出してきて、私に詰め寄ってきた。
「二人で歩いてくるとこ上から見えたんだよね。なんで一緒に来てたの?」
「あ、いや、なんか高峰くんも寝坊しちゃったみたいでさ。校門前でたまたま会ったの」
「なーんだ、そういうこと」
高峰くんラブな菜月には、放課後高峰くんと会う約束があるなんて、死んでも言えない。
「あ、涼花、おっはよー」
結局高峰くんと学校に着いた頃には朝のホームルームは終わってしまっていて、一時間目が始まる三分前となっていた。
「ねえ、高峰くんと一緒に学校来てなかった?」
「…え!?」
前の席に座る菜月がグッと身を乗り出してきて、私に詰め寄ってきた。
「二人で歩いてくるとこ上から見えたんだよね。なんで一緒に来てたの?」
「あ、いや、なんか高峰くんも寝坊しちゃったみたいでさ。校門前でたまたま会ったの」
「なーんだ、そういうこと」
高峰くんラブな菜月には、放課後高峰くんと会う約束があるなんて、死んでも言えない。