「今日図書委員の仕事あるのに、美容院行かないとで…高峰くんと仲良くなれるせっかくのチャンスなのにぃ!」
どうやら、高峰くんとの委員会の仕事ができないことを悲しんでいるらしい…。
「それは…しょうがないね。でもさ、委員会ならまた次があるじゃん!ね?」
あまりにも落ち込んでいる様子の菜月を慰めてあげたくて、必死に頭を働かせて言葉を紡ぐ。
「そうだよね…。はっ!やば、もうこんな時間!あ、ごめんなんだけど涼花、高峰くんにあたしが今日行けないこと伝えといて!」
「…え?ちょ、なつ…」
「本当ごめん!よろしくねー!」
菜月はさっさと教室を出て行ってしまった。
そ、そんな…。高峰くんと話したことなんてないのにー!
*
とりあえず、重い足どりで図書室の前まで来たけど…なかなか扉を開けられない。
どうやら、高峰くんとの委員会の仕事ができないことを悲しんでいるらしい…。
「それは…しょうがないね。でもさ、委員会ならまた次があるじゃん!ね?」
あまりにも落ち込んでいる様子の菜月を慰めてあげたくて、必死に頭を働かせて言葉を紡ぐ。
「そうだよね…。はっ!やば、もうこんな時間!あ、ごめんなんだけど涼花、高峰くんにあたしが今日行けないこと伝えといて!」
「…え?ちょ、なつ…」
「本当ごめん!よろしくねー!」
菜月はさっさと教室を出て行ってしまった。
そ、そんな…。高峰くんと話したことなんてないのにー!
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とりあえず、重い足どりで図書室の前まで来たけど…なかなか扉を開けられない。