明日生きていく世界で君に想いを伝える

強いて言うなら、私が自分の気持ちを自覚して高峰くんとの接し方がわからなくなってしまったくらい。


今までどうやって話していたか思い出せないほど、高峰くんを前にすると不自然に接してしまう。



「なんか体育の時、高峰くんに話しかけられてた涼花が変に見えたから。まあ何もないならいいんだけど」



…あれを見られていたなんて。


でもいずれかは菜月にもきちんと話さないとと思っていたのだ。


もう友達に誤解されたくないし、嘘だってつきたくないから。



「…あのね、菜月に話さないといけないことがあって。私も自覚したのが最近で、言うのが遅くなっちゃった。私ね、高峰くんのことが好きになっちゃったの…。菜月のこと友達として応援したい気持ちもあるんだけど、自分の気持ちにも菜月にも嘘はつきたくないから」



言ってしまってから、握りしめていた手が一気に汗ばみ小さく震えた。


なんて思われるかな…。


好きになったのは菜月の方が先だけど、この気持ちを譲りたくないと思ってる自分もいる。