ぶわっと黒いモヤが大きく膨らみ、もうダメだとギュッと目を閉じてその場に崩れ落ちる。
…が、その体を誰かに支えられた。
「…え?」
目を開けると、黒いモヤは消えていて、私の倒れかけた体を高峰くんが片手で支えてくれていた。
「俺に触れていたから、鈴宮涼花の声が俺には触れることのできる紫乃まで届いたんだ。悪霊になってしまう一歩手前で、おまえが紫乃を助けた」
顔を上げると、高峰くんの後ろで元の姿に戻った紫乃ちゃんがしゅんと俯いていた。
「ごめんなさい…私、暴走しちゃって、悪霊になって二人のことを傷つけるところだった…」
「よかった…戻ってきてくれたんだね」
「…なんで?私、あんたに嫌な態度ばっかり取ってたのに。なんで私のこと助けてくれたの?」
自分の力で紫乃ちゃんの前まで歩いていく。
…が、その体を誰かに支えられた。
「…え?」
目を開けると、黒いモヤは消えていて、私の倒れかけた体を高峰くんが片手で支えてくれていた。
「俺に触れていたから、鈴宮涼花の声が俺には触れることのできる紫乃まで届いたんだ。悪霊になってしまう一歩手前で、おまえが紫乃を助けた」
顔を上げると、高峰くんの後ろで元の姿に戻った紫乃ちゃんがしゅんと俯いていた。
「ごめんなさい…私、暴走しちゃって、悪霊になって二人のことを傷つけるところだった…」
「よかった…戻ってきてくれたんだね」
「…なんで?私、あんたに嫌な態度ばっかり取ってたのに。なんで私のこと助けてくれたの?」
自分の力で紫乃ちゃんの前まで歩いていく。



