「そうだよ…だから私のことが見える咲久と、奇跡的に出会えて彼氏のフリを頼んだの。…だけど、本当に咲久のことを好きになっちゃったんだもん。無理だよ…離れるなんて、できない。このまま消えたくない!」
「紫乃!」
ぶわっと紫乃ちゃんの体を包んでいた金色の光が、みるみるうちに黒く染まっていきモヤのようなもので紫乃ちゃんと高峰くんの姿が見えなくなる。
「高峰くん!?紫乃ちゃん!?」
真っ暗になる視界の中で咄嗟に二人に手を伸ばすと、私の頭の中に知らない誰かの記憶が流れ込んできた。
◆
「紫乃、お友達がお見舞いに来てくれたよ」
優しそうな女の人の後ろから、制服を着たボブの女の子が病室に入ってきた。
この子は、あまり行けていない小学校で唯一何かと紫乃ちゃんを気にかけてくれていた友達、舞ちゃんだと不思議とわかった。
「紫乃、元気?この前貸してた漫画、新しいの持ってきたよ」
「紫乃!」
ぶわっと紫乃ちゃんの体を包んでいた金色の光が、みるみるうちに黒く染まっていきモヤのようなもので紫乃ちゃんと高峰くんの姿が見えなくなる。
「高峰くん!?紫乃ちゃん!?」
真っ暗になる視界の中で咄嗟に二人に手を伸ばすと、私の頭の中に知らない誰かの記憶が流れ込んできた。
◆
「紫乃、お友達がお見舞いに来てくれたよ」
優しそうな女の人の後ろから、制服を着たボブの女の子が病室に入ってきた。
この子は、あまり行けていない小学校で唯一何かと紫乃ちゃんを気にかけてくれていた友達、舞ちゃんだと不思議とわかった。
「紫乃、元気?この前貸してた漫画、新しいの持ってきたよ」



