勿忘草図書館の死神さん

作品番号 1630533
最終更新 2021/02/25

勿忘草図書館の死神さん
ファンタジー

3ページ

総文字数/ 698

長年辺境の町で愛されてきた図書館が失くなる。

それはずっと大事にしてたものを失うことと、よく似ていて。


図書館にある桜の下で死神さんと出会う。

はじめて死神さんを見たのが終わりに近づくなかだった。桜の花弁がひらひらと舞い散り、地面に少しずつ降り積もっていく。

それはまるで死神さんーー図書館との終わりを示唆しているようで、涙が止まらなかった。



“ありがとう。僕はこの図書館の死神でよかった”



死神さんの笑顔はとても輝いて見えた。それは小さい頃に読んだ絵本の死神さんのような、本当に幸せそうな笑顔だった。


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